ポルシェ世界販売13%増、タイカン が 911 上回る 2021年1-9月

ポルシェの主要モデル
ポルシェの主要モデル全 8 枚

ポルシェ(Porsche)は10月15日、2021年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は21万7198台。前年同期比は13%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

1~9月の市場別実績では、最大市場の中国が6万9789台を販売した。前年同期比は11%増と、2年ぶりに増加した。中国を含めたアジア太平洋/アフリカ/中東地域は、12%増の9万7841台と、3年連続で増加する。このうち、日本は1~9月、5405台を販売した。前年同期比は1.1%減と2019年以来、2年ぶりに前年実績を下回った。

単一市場で、中国に次いだのは米国だ。1~9月の米国実績は、5万1615台。前年同期比は30%増と、2年ぶりに増加した。欧州は5万6332台を販売し、前年同期比は2%増と3年ぶりのプラス。このうち、地元ドイツは1万9099台で、前年同期比は9%増と3年ぶりに前年実績を上回った。

モデル別では、SUVの『カイエン』が6万2451台を売り上げ、最量販車に。ただし、前年同期比は2.9%減とマイナスに転じた。『マカン』は6万1944台を販売し、前年同期比は12%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。『911』シリーズは、10%増の2万7972台。『718ボクスター』と『718ケイマン』は、合計で1%増の1万5916台、『パナメーラ』は1%増の2万0275台を売り上げた。EVスポーツカーの『タイカン』は、2万8640台を販売し、911シリーズの2万7972台を上回った。

ポルシェの2020年の世界新車販売台数は、27万2162台。前年比は3%減と、10年ぶりに前年実績を下回っている。
これからどうなる? EV/PHEV……

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る