ホンダ シビック 「Si」新型、200馬力ターボに「タイプR」のテクノロジー…米国発表[動画]

より応答性の高い1.5リットル「VTECターボ」エンジン

タイプRのレブマッチングシステムを搭載

前後のブッシュはタイプRと同じ仕様に

専用デザインのエクステリア

ドライバー重視のインテリア

ホンダ・シビック Si 新型
ホンダ・シビック Si 新型全 13 枚

ホンダの米国部門は10月19日、新型『シビックSi』(Honda Civic Si)を発表した。

写真:ホンダ・シビック Si 新型

シビックSiは、米国向け『シビック』に用意されてきた高性能グレードだ。究極の高性能モデルの「タイプR」と、標準モデルの間を埋めるグレードになる。新型シビックにも、「Si」がラインナップされた。

より応答性の高い1.5リットル「VTECターボ」エンジン

ホンダ・シビック Si 新型ホンダ・シビック Si 新型新型シビックSiには、1.5リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」エンジンを搭載する。最大出力は200hp/6000rpm、最大トルクは26.5kgm/1800~5000rpmを引き出す。ベースエンジンに対して、最大出力は20hp、最大トルクは2kgm向上している。

このエンジンは、従来型よりも幅広いパワーカーブを備えている。最大トルクの発生回転数は、従来よりも300rpm低くなり、タイトなコーナーからの立ち上がりが速くなっているという。またこのエンジンは、最大出力を発生する6000rpmとレッドラインの6500rpmの間で、より多くの出力を維持するようにチューニングされている。

新型シビックSiには、「ツーリング」グレードと比較して、排気流を27%増加させる新開発のデュアルコイルサイレンサー排気システムを装備した。また、キャビン内のエンジンの自然な排気音を実現するために、より幅広いエンジン回転域で高品質のサウンドを生み出す最新のアクティブサウンドコントロールシステムを導入する。

タイプRのレブマッチングシステムを搭載

ホンダ・シビック Si 新型ホンダ・シビック Si 新型新設計のシングルマスフライホイールは、従来型で使用されていたデュアルマスユニットよりも26%軽量だ。フライホイールの慣性が30%減少することで、1.5リットルターボエンジンはよりスポーティな運転体験を実現すると同時に、運転性も向上する、と自負する。加速時のトラクションを最大化するために、パワーはヘリカルLSDを介して前輪に送られる。

新型シビックSiの6速MTは、シフトフィールが改善された。『シビックタイプR』と同様の剛性の高いシフトレバー取り付けブラケットと、新開発のアルミ製シフトノブが、フィーリングの向上に貢献しているという。

また、新型シビックSiには、シビックタイプRのレブマッチングシステムを搭載する。シビックタイプRのスポーツモード時と同じ430ミリ秒の応答時間で、ダウンシフトを検出してブリッピングを行い、エンジン回転数を一致させる。

前後のブッシュはタイプRと同じ仕様に

ホンダ・シビック Si 新型ホンダ・シビック Si 新型ボディ剛性に関しては、史上最も剛性の高いシビックSiを目指した。従来型と比較して、ねじり剛性が8%、曲げ剛性が13%増加している。ハンドリングとドライバーの楽しさを最大化するために、スプリングレートは新型『シビックセダン』と比較して、フロントで8%、リアで54%引き上げられた。

ダンパーも専用チューニングされている。フロントのマクファーソンストラットには、強化されたアッパーマウントと、ボディロールを最小限に抑えるために、フロント27mm中空、リア18mmソリッドの大径スタビライザーを備えている。

安定性を向上させるために、フロントのコンプライアンスブッシュは、シビックタイプRと同じ仕様とした。これにより、新型シビックセダンの「EX」グレードよりも、79%剛性を高めている。より剛性の高いリアコンプライアンスブッシュ、アッパーアーム、ロアBアームも、シビックタイプRと同仕様だ。60%剛性の高いトーションバーを使用して、ステアリングフィールも向上させている。

新型シビックSiは、新型シビックセダンよりも大容量のブレーキを装備した。ローター径はフロントが312mm、リアが282mm。235/40R18サイズのオールシーズンパフォーマンスタイヤを標準装備した。

専用デザインのエクステリア

ホンダ・シビック Si 新型ホンダ・シビック Si 新型新型シビックSiのエクステリアには、よりアグレッシブなフロントバンパーを装備した。リアバンパーには、2つの大きな楕円形のエキゾーストチップが組み込まれる。

フロントスポイラーとトランクリッドのグロスブラック仕上げのリアスポイラーがダウンフォースを高め、高速安定性を向上させる。ドアミラーとウィンドウサラウンドには、グロスブラックトリムが備わる。LEDヘッドライトとテールライトを標準装備した。

標準の18インチの10本スポークアルミホイールは、専用のマットブラック仕上げ。ボディカラーは専用のブレイジングオレンジパールが選択できる。

ドライバー重視のインテリア

ホンダ・シビック Si 新型ホンダ・シビック Si 新型新型シビックSiのインテリアは、ドライバー重視とした。専用のボディスタビライザースポーツシートは、ヘッドレスト一体設計。サポート性も追求されている。

ドア、ステアリングホイール、センターアームレスト、シフトブーツ、シフトノブ、スポーツペダルには、赤いコントラストステッチが施される。専用の赤いトリムが、メタルハニカムダッシュパネルに添えられた。

新しい7インチのカラーメーターディスプレイは、左側にデジタルタコメーター、中央にマルチインフォメーションディスプレイ、右側にスピードメーターをレイアウトした。 9インチのHDカラータッチスクリーン、ワイヤレスのApple「CarPlay」、グーグル「AndroidAuto」、12スピーカーのBose製プレミアムサウンドシステムを標準装備した、としている。

《森脇稔》

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