レクサス、一挙10台をカスタム…映画『エターナルズ』のヒーロー10人にインスパイア

新型NXにはブルーの濃淡を用いたカスタムラッピング

アンジェリーナ・ジョリー演じるセナにインスパイアされたLC

ゴールドのアクセントを効かせたIS

サルーンのLSやクーペのRCもカスタマイズ

スプライト・レクサスNX250コンセプト
スプライト・レクサスNX250コンセプト全 10 枚

レクサス(Lexus)の米国部門は10月18日、マーベルスタジオ最新作として11月5日に公開される映画『エターナルズ』とのパートナーシップ締結に合わせて、「エターナルズ」のメンバー10人にインスパイアされたレクサスのカスタムコンセプトカー10台を発表した。

車体にカスタムラッピングを施した10台のコンセプトカーは、エターナルズのメンバー10人の鎧のデザインやスーパーパワーに触発されている。さらに、作品と同様に、メンバー10人が持つエネルギーの特長を反映して、フロントグリルやアンダーボディから、ゴールドの輝きが発せられる。10台のコンセプトカーは、レッドカーペットプレミアなど、さまざまなイベントで紹介される予定だ。

新型NXにはブルーの濃淡を用いたカスタムラッピング

スプライト・レクサスNX250コンセプトスプライト・レクサスNX250コンセプト10台のコンセプトカーの中で、レクサス最新モデルとなるのが、新型『NX』をベースにした『スプライト・レクサスNX250コンセプト』だ。リア・マクヒューが演じる「スプライト」は、見た目は12歳の少女だが、本物のような幻影を生み出す能力を備えているという。

スプライト・レクサスNX250コンセプトは、車体にブルーの濃淡を用いたカスタムラッピングが特長だ。ボンネットには、幾何学的なパターンが添えられている。

ベースグレードの「NX 250」には、自然吸気の2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。北米仕様の場合、最大出力は203hp、最大トルクは25.4kgmを引き出す。トランスミッションは8速ATで、スタート/ストップ機能を備える。駆動方式はFFと4WDの2種類が用意された。動力性能は、FFが0~96km/h加速8.2秒、4WDが8.6秒だ。新型クロスオーバー車のNXが、リア・マクヒューが演じるスプライトのイリュージョンキャスティング能力をサポートするという。

アンジェリーナ・ジョリー演じるセナにインスパイアされたLC

セナ・レクサスLC500コンセプトセナ・レクサスLC500コンセプトアンジェリーナ・ジョリー演じるセナにインスパイアされたのが、レクサスのフラッグシップクーペ、『LC』をベースにした『セナ・レクサスLC500コンセプト』だ。セナはチームで最も危険な女戦士で、テレパシー能力や自分の頭に浮かんだどんな武器であっても、生み出すことのできる能力を持つという。

セナ・レクサスLC500コンセプトでは、ホワイトを基調に、ゴールドのストライプを入れた。ボディサイドのアンダーガーニッシュは、ホワイトが目立つように仕上げている。アンジェリーナ・ジョリーが演じるセナは、洗練されたスタイリッシュなレクサスLC500と自然にフィットしているという。

LC500には、5.0リットルの自然吸気V型8気筒ガソリンエンジンを搭載する。北米仕様の場合、最大出力471hp、最大トルク55kgmを発生する。動力性能は、0~96km/h加速が4.4秒だ。

ゴールドのアクセントを効かせたIS

キンゴ・レクサスIS 350 Fスポーツコンセプトキンゴ・レクサスIS 350 Fスポーツコンセプトクメイル・ナンジアニが演じるキンゴに触発されたのが、『キンゴ・レクサスIS 350 Fスポーツコンセプト』だ。キンゴは10人の中で、最も陽気な性格を持つメンバーで、地球で人間に紛れて人知れず暮らすことを求められているが、何世紀にも渡って目立ちたい、有名になりたいという願いを抱いているという。

キンゴ・レクサスIS 350 Fスポーツコンセプトでは、「IS 350 Fスポーツ」グレードをベースに、パープル系のラッピングにゴールドのストライプを配した。ヘッドライト下の「L」デザインも、ゴールド仕上げとなっている。

IS 350 Fスポーツには、3.5リットルの自然吸気V型6気筒ガソリンエンジンを搭載する。北米仕様の場合、最大出力311hp、最大トルク38.7kgmを発生する。トランスミッションは2WD(FR)が8速AT、4WDが6速AT。動力性能は、2WDが0~96km/h加速5.6秒、4WDが5.7秒だ。

サルーンのLSやクーペのRCもカスタマイズ

イカリス・レクサスLS 500 Fスポーツコンセプトイカリス・レクサスLS 500 Fスポーツコンセプトこの3台の他に、セダンとクーペ系では、フラッグシップサルーンの『LS』をベースにした『イカリス・レクサスLS 500 Fスポーツコンセプト』、2ドアクーペの『RC』をベースにした『マッカリ・レクサスRC Fトラックエディションコンセプト』と『セルシ・レクサスRC Fコンセプト』の合計3台が披露された。

SUVでは、従来型『LX』をベースにした『ギルガメッシュ・レクサスLX570コンセプト』と『ファストス・レクサスLX570コンセプト』、レクサスのミドルクラスSUVの『GX』をベースにした『エイジャック・レクサスGX460コンセプト』と『ドルイグ・レクサスGX460コンセプト』の合計4台が披露されている。

《森脇稔》

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