個人間カーシェアでワーケーションの足を確保…実証実験を開始

ワーケーション(イメージ)
ワーケーション(イメージ)全 1 枚

個人間カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」は、ライフルが運営するコリビングサービス「リビングエニウェアコモンズ」3拠点にエニカでシェアできる車両を設置し、ワーケーションユーザーの生活の足を確保するための実証実験を開始した。

カーシェア市場は拡大を続けているが、収益性確保に課題があることから地方では広まりづらい実体がある。そのため、ワーケーションに代表される、新しい地方滞在の形態も伸張しているが、コリビング拠点で利用できるカーシェアは少なく、ワーケーションユーザーは買い物などの短時間、短距離のための生活の足を確保しづらいといった課題があった。

一方、個人間カーシェアであるエニカは、車両を提供するオーナーが収益性を目的としておらず、採算が合わない地方での交通課題を解決できる可能性がある。そこで、今回の実証実験では、リビングエニウェアコモンズの3拠点(会津磐梯、伊豆下田、八ヶ岳北杜)にエニカでシェアできる車両を設置。利用者の動向やニーズ調査の実証実験を行う。通常の旅行とは異なり、長期的にその土地で生活するワーケーションユーザーの生活の足として利用できるサービス展開を目指し、リビングエニウェアコモンズのユーザーの満足度向上を狙う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る