『ラフロード トリシティ』市販化の可能性も? 遊びながら防災、カスタマイズの新提案

ヤマハ発動機の悪路対応防災コミューター『ラフロード トリシティ コンセプト』
ヤマハ発動機の悪路対応防災コミューター『ラフロード トリシティ コンセプト』全 36 枚

「遊んで 備える」自主・地区防災の新たなスタイルを提案する、として「危機管理産業展2021(RISCON TOKYO)」に出展したヤマハ発動機。目玉のひとつとして展示されたのが、ヤマハ独自の3輪機構「LMW」をもつバイク『トリシティ』をベースとした悪路対応防災コミューター『ラフロード トリシティ コンセプト』だ。

【画像全36枚】

震災時、路面が荒れ、交通機関が正常に機能しなくなった際に、移動の足として活躍したのがバイクやスクーターだった。そうした経験から、日常の足として使いながらいざと言う時に「使える」モビリティの提案として生まれたひとつがラフロード トリシティだという。

ヤマハ発動機の悪路対応防災コミューター『ラフロード トリシティ コンセプト』ヤマハ発動機の悪路対応防災コミューター『ラフロード トリシティ コンセプト』
トリシティは前輪を2つ持つスクータータイプのバイクで、安定性の高さが売りのひとつ。そんなトリシティの特性を活かし、ラフロード トリシティでは災害時の荒れた路面でも活躍できるよう、カスタマイズが施された。前2輪のため路面のギャップ吸収性が高いこと、スクーターなので災害路面でもスロットル操作に集中することができること、悪路対応で災害路面でも安定感のある走りができる、などメリットを挙げる。

ベースとなっているのが「トリシティ125/155」で、これに専用のボディカウル、フェンダー、ガードパイプ、アンダーガード、アンチスリップフットボード、大型のリアキャリアなどを装備。車高もアップされている。タイヤは悪路走行を想定したブロックタイヤで、見た目にもワイルドだ。

ヤマハ発動機の悪路対応防災コミューター『ラフロード トリシティ コンセプト』ヤマハ発動機の悪路対応防災コミューター『ラフロード トリシティ コンセプト』
また「防災コミューター」として警告灯やサイレン、スピーカーも装備。避難指示や緊急出場での活躍も想定している。走破性能を高める、転倒時の車体の保護など、いざという時の機能を追求した数々の装備だが、カスタマイズの一案としても魅力的だ。

このラフロード トリシティ、出展の反響を見て市販化も検討しているとのこと。官公庁などへ防災車両としての導入がメインとなりそうだが、このいざという時にも使えるワイルドなトリシティ、個人の趣味の世界でも活躍してくれそうだ。商品化が待てないライダーは、カスタムの参考にしてみるのもアリかもしれない。

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《宮崎壮人》

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