クルマ購入、4人に1人は「実車は見ていません」…定額カルモくん調べ

口コミサイトの活用も増加
口コミサイトの活用も増加全 6 枚

月額定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルは、車種を選ぶ際の情報収集手段について調査を実施。実物を見ないで決めた人が25%に増加していることが明らかになった。

情報化が進んでいる現代、車を購入する際、「車の情報」をどのように得ているのか。従来の雑誌などのほか、インターネット、動画投稿サイト、SNSなどいろいろなところで情報を得ることができるが、その方法はこの数年でどんな変化を見せているのか。自家用車を持っている全国の男女1317人に対し、車種を選ぶ際の情報収集の手段について、インターネット調査を実施した。

まず、情報収集の手段を聞いたところ、「ディーラー」が53.4%と最も多く、次いで「Web検索」が35.8%、「家族・知人から」が22.6%。購入年別でも同順位となった。4位以降は、2018年までは「広告(チラシ・看板など)」や「雑誌」が続いていたが、2019年以降は「口コミサイト」や「SNS(Twitter・Instagram・TikTok)」が増えている。一番信用できる情報源は何かという質問に対してもほぼ同様の結果。どの年も上位3つまでは「ディーラー」「Web検索」「家族・知人から」、2018年以降は「口コミサイト」が増えてきている。

多くの人が情報源は一つだけでなく、いろいろなところから集め、最後はディーラーで買うといった流れがあるようだ。では、最後まで実物を見ずに購入をした人はどのくらいいるのか。調査結果によると実物を見ないで車種を決めた人は24.5%。2016年には20.1%だったのが、2021年には28.0%となっており、実物を見ないで車種を決めている人が増えていることがわかった。

実物を見ずに車種を決めた理由については、「乗っていた・知っていたから」(22.5%)、「店員・友人に勧められたから」(20.2%)、「ネットで調べたから」(18.5%)、「カタログで見たから」(17.9%)の順。「乗っていた・知っていたから」の中には「以前も同じ車種に乗っていたから」「家族が使っていたので」などの意見があった。また、「ネットで調べたから」は「画像や動画」「ネットの評価」などを見ているようだ。

実物を見ずに車種を決めた人が感じた購入後のギャップについては、「ハード面」(32.1%)が最も多く、「思ったより内装がよかった」「便利な機能が増えていた」「ナビが無かった」など、ネガティブな意見よりもポジティブなギャップが多かったようだ。「車体・車内の大きさ」(22.6%)には、「車内の広さ」「車高が思ったより高い」などの意見があり、「傷・整備不良」(15.1%)には「内装が少しはげていた」「細かい傷」「電気系統の不具合」などがあった。
EVとPHEV、ちがいとメリットとは? プラグインハイブリッド車(PHEV)も電気自動車(EV)と同じく、日常的には電気だけで走行できる。モーターのみの走行を……

《纐纈敏也@DAYS》

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