米テスラ、時価総額初の1兆ドルを突破…ハーツ10万台受注など好感[新聞ウォッチ]

ハーツがテスラ10万台を導入へ
ハーツがテスラ10万台を導入へ全 2 枚

10月25日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値が前週末比64.13ドル高の3万5741.15ドルとなり、2営業日連続で最高値を更新した。こうした中で、電気自動車(EV)メーカーの米テスラの株価も大きく上昇し、時価総額が初の1兆ドル(約114兆円)を突破したという。

きょうの日経電子版などが報じているが、世界的なEVへのシフト加速を背景にこのほど発表した2021年7~9月期決算が過去最高益と好調だったのに加え、レンタカー大手の米ハーツ・グローバル・ホールディングスが、テスラから10万台の電気自動車(EV)を購入すると表明したのが好感されたそうだ。

米企業で時価総額1兆ドル以上はアップルとマイクロソフト、アルファベット(グーグル親会社)、アマゾン・ドット・コムだが、テスラはそれらに次いで5番目の1兆ドル企業の仲間入りとなった。

テスラの2021年の販売目標は75万台で、年間の世界販売1000万台規模の独VWやトヨタ自動車などに比べると10分の1以下だが、高い成長力への期待から20年7月には時価総額でトヨタを抜いて、自動車業界ではトップに躍り出た。世界の自動車メーカーが新型コロナの感染拡大などで疲弊する中、ひとり気を吐いて投資家の間でも脚光を浴びている。

2021年10月26日付

●飲食店時短解除、5都府県都内昨年11月以来(読売・1面)

●真子さまきょう結婚、小室さんと記者会見、口頭質疑取りやめ(読売・1面)

●レースも脱炭素、燃料開発を強化。トヨタ・ホンダ(読売・7面)

●立ち乗り三輪車、11月限定で体験、よみうりランド(読売・7面)

●ドコモ社長大規模障害を陳謝(朝日・9面)

●全トヨタ労連擁立見送りで余波、立民候補が「立民隠し」 (産経・5面)

●パナが新型EV用電池、容量5倍試作品公開(産経・11面)

●山手線渋谷駅ホームが広く(東京・26面)

●30年排出量世界16%増、温暖化ガス、国連報告(日経・1面)

●リチウム最高値EVに足かせ、夏以降急騰、供給足りず争奪(日経・11面)

●JAL、早期割引を廃止、国内線運賃、3種類に集約(日経・15面)

《福田俊之》

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