ハーツ、テスラ『モデル3』10万台導入へ…北米最大のEVレンタカー台数に

ハーツに導入されるテスラ・モデル3
ハーツに導入されるテスラ・モデル3全 3 枚

ハーツ(Hertz)は10月25日、テスラのEVを10万台、レンタカーとして2022年末までに導入すると発表した。

11月上旬から年内にかけて、テスラの主力EVの『モデル3』が、米国の空港や主要都市、ヨーロッパの一部の都市でレンタルできるようになる。

ハーツはまた、レンタカーのネットワーク全体に数千の充電器を設置していく。モデル3をレンタルした顧客は、米国とヨーロッパ全体で3000か所のテスラ「スーパーチャージャー」充電ステーションが利用できる。レンタカーの予約は、ハーツのモバイルアプリで行える。

ハーツは2011年、EVをレンタカーに導入した最初の米国のレンタカー会社だ。EV用のワイヤレス充電システムも最初に導入した。ハーツはまた、EVへの移行を加速することに焦点を当てたコンソーシアム、「Corporate Electric Vehicle Alliance」におけるレンタカー企業唯一の会員でもある。

ハーツのマーク・フィールズ暫定CEOは、「新しいハーツは、北米最大のEVレンタカー導入を皮切りにEVの台数を拡大し、世界中のレジャーやビジネスの顧客に最高のレンタルと充電体験を提供し、モビリティ企業に変革していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る