レクサス LX 新型、初の「F SPORT」設定…SEMA 2021で発表

F SPORTらしい専用仕立ての内外装

専用チューンされた足回り

最大出力415psの3.5リットルV6ツインターボを積む「LX600」に設定

レクサス LX 新型の「F SPORT」(SEMA2021)
レクサス LX 新型の「F SPORT」(SEMA2021)全 10 枚

レクサス(Lexus)は11月2日、米国で開幕したSEMAショー2021において、新型『LX』の「F SPORT」を初公開した。

写真:レクサス LX 新型の「F SPORT」

レクサスの主要モデルにラインナップされているスポーツ仕様が、F SPORTだ。レクサスのSUVのフラッグシップモデルのLXに、F SPORTが設定されるのは新型が初めてとなる。よりスポーティな雰囲気を好む顧客に向けて、専用のデザインとハンドリングを備えたLX初のF SPORTを用意したという。

F SPORTらしい専用仕立ての内外装

新型LXのF SPORTには、漆黒のクロームグリルフレームを備えたFメッシュデザインのスピンドルグリルが専用装備される。大型のスピンドルグリルは、F SPORTならではの装飾を採用することにより、押し出し感を強調している。

足元には、新しい専用の22インチ鍛造アルミホイールを装備した。細いスポークデザインが特長で、スピンドルグリル同様、ブラックで仕上げられている。ボディカラーには、F SPORT専用のウルトラホワイトが用意された。レクサス LX 新型の「F SPORT」レクサス LX 新型の「F SPORT」

インテリアには、ステアリングホイールとシフトレバーにテクスチャード加工の本革を採用し、見た目とグリップを向上させた。また、専用のF SPORTエンブレムが、ヘッドレストなどにあしらわれる。カスタムクラフトされたFデザインのシートは、横方向のGに対するホールド性を追求したデザインだ。内装色には、サーキットレッドがF SPORTに専用設定されている。

専用チューンされた足回り

専用チューンされたフロントとリアのパフォーマンスダンパーをはじめ、トルセンLSDやリアスタビライザーの採用により、F SPORTならではのドライビングパフォーマンスを追求した。AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンションシステム)と電動パワーステアリングには特別なチューニングが施され、F SPORTならではのパフォーマンスを重視したレスポンスとハンドリングの安定性を備えているという。

新型LXのAVSは、リニアソレノイドバルブ方式に変更したことにより、減衰力切り替えの優れた応答性を実現した。路面や走行状態に応じてきめ細かく、滑らかな制御を可能にする。街中で段差を乗り越える時などには、減衰力を低めに設定することで快適な乗り心地を、ステアリング操作時は、減衰力を高めることでフラットな安定感を確保した。さらに、ドライブモードに合わせて減衰力も変化させ、ドライバーの好みに合わせた走りを可能にした、と自負する。レクサス LX 新型の「F SPORT」レクサス LX 新型の「F SPORT」

新型LXでは、従来型の油圧式パワーステアリングシステムから、モーターと減速機を用いた電動パワーステアリングに変更された。これにより、きめ細かなチューニングを可能にし、ステアリング操作に対して忠実でリニアに車両が応答する安心感と、大きな車体であることを感じさせない扱いやすさを目指した。駐車場や交差点など低速での取り回しの良さや、オフロード走行時などの低速域では、軽い操舵感によりドライバーの負担軽減を図る。高速走行時には、車速に応じた適度な操舵力により、手応えのある操舵感を追求している。

最大出力415psの3.5リットルV6ツインターボを積む「LX600」に設定

新型LXのF SPORTは、米国では「LX600」グレードに設定される。LX600には、従来型(「LX570」)の5.7リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンから、「V35A-FTS」型 3.5リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンにダウンサイズされた。最大出力は415ps、最大トルクは66.3kgmを引き出す。マルチホール直噴インジェクタ付き「D-4ST」の採用とロングストローク化、バルブ挟角の最適配置による高速燃焼と高効率ツインターボが、力強い低速トルクと優れた過給レスポンスを生み出すという。

トランスミッションは10速ATの「ダイレクトシフト」を組み合わせる。発進時を除くほぼ全域でロックアップを作動させ、ダイレクトなフィーリングを追求した。また、10速化により、ギアステップのクロス化、全体のギアレシオのワイドレンジ化を可能にし、高速燃費、発進加速、オフロード性能の向上を狙う。さらに、駆動力特性と変速タイミングを最適化した、としている。

《森脇稔》

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