BMW 2シリーズ 新型の頂点「M240i」、仮想ドライブが可能に…ゲーム『ロケットリーグ』

レースとサッカーを融合させた『ロケットリーグ』

3.0リットル直6ターボは最大出力374hp

Mスポーツディファレンシャル

BMW 2シリーズ・クーペ 新型の「M240i xDrive」を仮想ドライブできるゲーム『ロケットリーグ』
BMW 2シリーズ・クーペ 新型の「M240i xDrive」を仮想ドライブできるゲーム『ロケットリーグ』全 22 枚
BMWは11月4日から、ゲーム『ロケットリーグ』において、新型『2シリーズクーペ』の高性能グレードの「M240i xDrive」の仮想ドライブが可能になった、と発表した。

◆レースとサッカーを融合させた『ロケットリーグ』

『ロケットリーグ』は、ロケット飛行やジャンプできる特殊な車を操作して、サッカーを行う架空のスポーツゲームだ。レースとサッカーを融合させたのが特徴で、全世界で150以上の「ベストゲーム」賞を受賞している。

『ロケットリーグ』のユーザーは、11月4~10日、特別な「ユナイテッド・イン・ライバルリー」カラーリングで塗装されたM240i xDriveのバーチャルバージョンを取得できる。

また、BMW Esportsは、「BMWフリースタイルトーナメント」を11月4日に開催した。招待されたゲーマーは、バーチャルなBMWM240i xDriveのみを使用して、ノックアウトラウンドで対戦している。

◆3.0リットル直6ターボは最大出力374hp

実車のM240i xDrive の直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンは、Mパフォーマンスオートモビルによる専用チューンが施された。その結果、欧州仕様の場合、最大出力374hp/5500~6500rpm、最大トルク51kgm/1900~5000rpmを獲得する。

トランスミッションはパドルシフト付きの8速AT「ステップトロニックスポーツ」で、駆動方式は4WDの「xDrive」だ。ローンチコントロール機能を採用したM240i xDriveは、0~100km/h加速を4.3秒で駆け抜け、最高速は250km/hでリミッターが作動する。

「Mスポーツブレーキ」やフロント225/45R19、リア255/35R19サイズのタイヤを備えた19インチMアルミホイールも装備される。市街地走行からサーキットに至るまで、直感的なブレーキ操作に応え、卓越したブレーキパフォーマンスを発揮する、と自負する。このシステムは短いペダルストロークと明確なプレッシャーポイントが特長のスポーティなセットアップが施された。ブレーキング時の熱に対する耐性が高く、高い制動能力を実現するという。さらに、Mスポーツブレーキには、よりダイレクトなブレーキレシオと分離型油圧回路設計のフロント4 ピストン式固定キャリパー、リアシングルピストン式フローティングキャリパーを装備している。

◆Mスポーツディファレンシャル

サスペンションは、フロントがダブルジョイントのスプリングストラット、リアが5リンクだ。「Mスポーツディファレンシャル」は、リアディファレンシャルに一体化された電子制御式の無段階可変ロック機能を採用し、トラクションとコーナリング性能を向上させる。さらに、アクティブディファレンシャルロック機能が、走行安定性と俊敏性を高める効果を発揮する。

また、DSC (ダイナミックスタビリティコントロール)システムを通じて、コーナリング中の内側と外側のリアホイールの差動を制限することにより、あらゆる走行状況において、駆動力の伝達を最適化するという。電気モーターによって生成される差動ロック機能により、駆動トルクを、回転が速い方のホイールから回転が遅い方のホイールへと移動させることができる。

例えば、高速でカーブを走行する場合、アンダーステア傾向が生じる場合がある。そのために、グリップを失って空転ぎみになっているカーブ内側のホイールの路面に伝えることのできない駆動力を、ブレーキを作動させて無力化させるのではなく、意図的にカーブ外側のホイールに配分する。そうすることで、車両はダイナミックにカーブに進入し、駆動トルクをスポーティな走りのために利用できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  5. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る