ホンダの電動ビジネススクーター『ベンリィe』、ウインカー不具合でリコール

ホンダ ベンリィe:I
ホンダ ベンリィe:I全 4 枚

五羊-本田摩托(広州)は11月4日、電動ビジネススクーター『ベンリィe』シリーズのウィンカースイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。

対象となるのは、『ベンリィe II MD』『ベンリィe I MD』の2車種で、2019年11月14日~2020年12月23日に製造された2201台。

対象車両はウィンカースイッチ接点の製造管理が不適切なため、操作時にアーク放電が発生することがある。そのため、固定接点の金属粉の堆積により、接点間が導通し、発熱することで固定接点を保持する接点ベースが溶損して、最悪の場合、導通不良となり、ウィンカーが作動しなくなるおそれがある。

また、ウィンカースイッチ構成部品の材料管理が不適切なため、正規と異なる材料で製造されたものがある。そのため、スイッチ内部に浸入した雨水等により構成部品が腐食し、最悪の場合、腐食が進行して部品が破損すると、ウィンカーが作動しなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ウィンカースイッチを良品に交換する。

不具合は88件発生、事故は起きていない。市場および関連会社からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  5. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る