【ホンダ アコード 新型試乗】かつてのレジェンドを上回るサイズ、走りはどうか…島崎七生人

かつてのレジェンドを大きく上回るサイズ

3つの物理ダイヤルにホッとさせられる

ボディサイズに見合った神経を逆撫でされないフィール

ホンダ アコード EX
ホンダ アコード EX全 13 枚

かつてのレジェンドを大きく上回るサイズ

手元にある初代『レジェンド』のカタログの諸元表でボディサイズを比較すると、今や『アコード』は、全長(+210mm)も全幅(+165mm)も全高(+60mm)もホイールベース(+70mm)も、36年前のこととはいえ、すべてかつてのフラッグシップを大きく上回っている。

【画像全13枚】

10世代目に当たる現行モデルは2020年2月から日本市場に導入された。試乗車は直前に登録されたばかりの最新の個体。といっても外観は“H”のロゴエンブレムにブルーの挿し色が入った程度で、すでに北米市場に導入済みのバンパー、グリル形状が小変更されたフェイスリフトは反映されていない。

ホンダ アコード EXホンダ アコード EX
とはいえ最新モデルには変わりなく、試乗車の入れ替えがあったという機を得て、借り出すことにした。

冒頭でも触れたとおり、実車は実に堂々たるボディサイズ。ただしAピラーが無闇に寝かされていないデザインにより、運転、取り回しで持て余すことはなく、ドライバーの視野にはエンジンフードが入っていることから安心感も高い。

3つの物理ダイヤルにホッとさせられる

ホンダ アコード EXホンダ アコード EX
インテリアは、デザインは決して最新のセンスではないが、空調関係の3つの物理ダイヤルが残されていたりと、むしろホッとさせられる面もある。後席は背もたれがやや寝かされ気味だが、座ると足をゆったりと伸ばした姿勢で過ごせ、頭上の余裕もあり空間の広さは十分だ。

後席には前席同様に3段階で効きが調節できるシートヒーターが標準で備わるほか、ドアガラスにはサンシェードも装備される。

広さということではトランクスペースも十二分だ。ザックリと計測そてみたところ、奥行き1140mm、幅は最大部分で1400mmもあり、高さは550mmあった。

ホンダ アコード EXホンダ アコード EX

ボディサイズに見合った神経を逆撫でされないフィール

走りはゆったりとジェントルなもので、ボディサイズに見合った神経を逆撫でされない乗り味、ステアリングフィールが味わえる。電子制御で減衰力を可変させるアダプティブダンパーは、SPORT/NOMAL/COMFORTの3モードに切り替えられるが、SPORTも高速走行時のボディのフワつきを抑えるなどしながら、十分に快適な乗り味と両立させている。

2リットルのガソリンエンジンを主に発電機として使い、2モーターシステムで走るe:HEVは、走行シーンを問わず自然でストレス知らずのパワーフィールを披露してくれる。

ホンダ アコード EXホンダ アコード EX

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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