自工会・豊田会長3期目続投、副会長も日産・スズキ含め異例の6人体制[新聞ウォッチ]

記者会見する豊田章男自工会会長
記者会見する豊田章男自工会会長全 3 枚

日本自動車工業会(自工会)が、豊田章男会長(トヨタ自動車社長)の任期を再び延長するのに伴い、副会長ポストを現在の4人から6人に増やすと発表した。

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豊田会長の任期延長については、一部のメディアが事前に報道したことから9月の定例会見でも取りざたされていたが、その時点では「まだ決まっていない」ときっぱり否定。きょうの読売などが「正式発表」と報じているのもそのためだろう。しかし、自動車産業は脱炭素化や電動車開発など課題が山積しており、これまで手腕を振るってきた豊田会長のリーダーシップのもとで難局を乗り越えて、協調領域は業界一丸で引き続き取り組むことが最善と判断、2024年5月まで続けることを決めたという。

3期目の新体制では副会長のポストを2人増やして、日産自動車を復活させるほか、軽自動車メーカーを代表してスズキが初めて就任する。日産からは内田誠社長、スズキは鈴木俊宏社長が就く。また、ホンダは神子柴寿昭会長から代表権を持つ三部敏宏社長に交代し、経産省出身で自工会専務理事の永塚誠一氏のほか、昨年10月の組織改編とともに新たに就任した日高祥博(ヤマハ発動機社長)、片山正則(いすゞ自動車社長)の両副会長も続投する。

自工会の会長ポストは2000年以降、トヨタとホンダ、日産の3社による持ち回りだったが、豊田会長は「会員各社から大変革が必要な時だからこそ、『同じリーダーのもとでやって頂きたい』というお声を頂いた」と述べていた。

それにしても、豊田会長は、2012年に日産出身の志賀俊之COO(当時)の後で初めて会長職を1期2年務めた後、2018年に再登板したが、「余人をもって代え難い」ほどの“有名人”とも思われるだけに、今回の3期目続投への異論はともかく、「船頭多くして船山に上る」ということわざもあるように、自工会の会員会社14社のうち、その半分近い経営トップが会長・副会長の要職に就くのも異例である。

2021年11月19日付

●みずほ坂井社長交代へ、システム障害で責任(読売・1面)

●鉄道値上げの春へ、グリーン車3割アップ、「繁忙期」400円高く(読売・7面)

●蓄電池メーカー国が経済支援(朝日・3面)

●自工会 豊田会長が異例の3期目、脱炭素で協調「難局乗り切る」(朝日・9面)

ボルボ C40リチャージボルボ C40リチャージ

●ボルボ、日本で初のEV投入(朝日・9面)

●レヴォーグ2.4万台改善届け(朝日・31面)

●小田急子ども50円 選ばれるため仕掛ける私鉄各社(朝日・32面)

小田急小田急

●EV新興企業ショーの主役に(産経・9面)

●GoTo割引1万円に減、クーポン定額化平日3000円(東京・2面)

●ホンダ国内生産来月正常化(東京・9面)

●ダイムラーEV頭脳に中国技術(日経・15面)

《福田俊之》

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