西鉄天神大牟田線、福岡市内に「雑餉隈新駅」…12月に名称募集、2023年度後半開業予定

「雑餉隈新駅」のイメージ。基本コンセプトは高架化される春日原駅、白木原駅、下大利駅と共通で「街のエントランスをつくる」。駅舎は白をベースに若草色をアクセントに添えたものに。
「雑餉隈新駅」のイメージ。基本コンセプトは高架化される春日原駅、白木原駅、下大利駅と共通で「街のエントランスをつくる」。駅舎は白をベースに若草色をアクセントに添えたものに。全 2 枚

西日本鉄道(西鉄)と福岡市道路下水局は11月19日、天神大牟田線に2023年度後半に開業する予定の「雑餉隈(ざっしょのくま)新駅」(仮称)の名称を募集すると発表した。

雑餉隈新駅は、雑餉隈駅(福岡市博多区)周辺の渋滞や事故、地域の分断を解消するため、福岡市が2010年度から進めている博多区内南八幡町~西春町間約1.86kmの高架化に伴ない、雑餉隈~春日原(かすがばる)間に設けられるもので、高架完成後は周辺7カ所の踏切が撤去される。

同区間は2022年8月に高架線へ切り替えられる予定だが、同時に福岡県の事業として進められている春日原駅(福岡県春日原市)と下大利駅(福岡県大野城市)間約3.3kmも高架化されることになっている。

新駅名称の募集期間は12月1~31日で、西鉄のウェブサイトまたは鉄道事業本部営業課駅名公募係への郵送で受け付ける。名称は西鉄、福岡市、地元代表らによる選考会を経て、最終的に西鉄が決定。2022年夏頃に発表するとしている。

天神大牟田線の高架化区間。福岡市博多区から福岡県大野城市にかけての約5kmが2022年8月に高架化される予定。天神大牟田線の高架化区間。福岡市博多区から福岡県大野城市にかけての約5kmが2022年8月に高架化される予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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