【F1 カタールGP】フリー走行2回目はボッタスがトップタイム…ガスリー2番手、フェルスタッペン3番手、角田7番手

F1カタールGP
F1カタールGP全 9 枚

カタールの首都ドーハ郊外のロサイル・インターナショナル・サーキットで19日、F1第20戦カタールGPが開幕。初日のフリー走行はバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムをマークした。

世界最高峰のオートバイレース「MotoGP」では有名なカタールGPだが、F1が開催されるのは今回が初となる。そして2週間後に、こちらも初となる第21戦サウジアラビアGPが開催され、翌週の第22戦アブダビGPでF1の2021年シーズンが幕を閉じる。ドライバーズチャンピオンシップ争いはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が僅差で競り合っており、コンストラクターズ(製造者=チーム)チャンピオンシップはメルセデスとレッドブル・ホンダが僅差で競り合う、近年まれに見る大接戦となっている。

フリー走行2回目の序盤はミディアムタイヤを履いたハミルトン、フェルスタッペン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)らによるトップタイム争いが行われ、最終的にボッタス、ハミルトン、フェルスタッペン、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、角田、アロンソというトップ6になった。

60分のセッションのうち20分を過ぎた辺りからソフトタイヤを履いてのタイムアタックが始まり、まずはボッタスが1分23秒154を記録してトップに立った。直後を走っていた角田は1分23秒735で4番手。ランス・ストロール(アストンマーチン)が1分23秒705で3番手につけた。ハミルトンは1分23秒570で2番手。その後ランド・ノリス(マクラーレン)が1分23秒632を記録して3番手に上がってきた。ボッタスはさらに1分23秒148と自身のタイムを更新。そしてピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が1分23秒357で2番手に上がってきた。フェルスタッペンは残り26分でソフトタイヤを履いてコースインし、1分23秒579で4番手となった。

フェルスタッペンはその後中古のソフトタイヤでタイムを短縮し、1分23秒498で3番手に浮上。その後は決勝を見据えたロングランが行われ、最終的にボッタスがフリー走行2回目のトップタイム。ガスリーが堂々の2番手。以下フェルスタッペン、ハミルトン、ノリス、ストロールと続き、角田が7番手、ペレスが8番手となった。

なおニキータ・マゼピン(ハース)はシャシー交換のため、フリー走行2回目を走行しなかった。

カタールGPは現地時間20日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、21日に決勝レースが開催される。

■カタールGP フリー走行2回目結果

1. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分23秒148
2. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分23秒357
3. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分23秒498
4. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分23秒570
5. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分23秒632
6. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分23秒705
7. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分23秒735
8. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分23秒787
9. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分24秒020
10. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分24秒033
11. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分24秒041
12. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分24秒056
13. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分24秒095
14. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分24秒135
15. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分24秒631
16. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分24秒954
17. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分25秒072
18. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分25秒209
19. ミック・シューマッハ(ハース)/1分25秒575
20. ニキータ・マゼピン(ハース)/No Time

《藤木充啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る