レトロな街に昭和の名車が集合…青梅宿懐古自動車同窓会2021

青梅宿懐古自動車同窓会2021
青梅宿懐古自動車同窓会2021全 38 枚

11月20日、東京都青梅市にある永山公園総合運動場で「青梅宿懐古自動車同窓会2021」が開かれ、昭和の時代に製造・販売されたレトロな車が展示された。

例年開催されている「青梅宿アートフェスティバル」に合わせてのイベント。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため祭り自体は中止になったが、旧車の集まりだけは行われた。今年はアートフェスティバルが2年ぶりに開かれ、内外の名車約120台も祭りを盛り上げるのに一役買った。

青梅市は江戸時代からの宿場町として栄え、今も旧青梅街道沿いに古い町家や看板建築が点在。近年は昭和のムードを演出して町おこしをしており、古い車はそんな街並みによく似合うと人気のイベントとなっており、地元のタオル店や製菓店、酒店、製麺所などが協賛するなどアットホームな催しとして秋の風物詩ともなってきた。

参加規程は”懐古自動車(レトロカー)”とし、昭和の時代に製造・販売された国内外の2輪・3輪・4輪車等。南アルプス市から峠越えで遠路走ってきたマツダ『R360クーペ』や所有38年で今も毎日仕事に使用中というホンダ『ライフ』ワゴン、今年54年目となる未再生原型車のスバル『1000』、Fフェンダー&ノーズをアルミ叩き出しとして(トランクはジュラルミン)更に軽量化したトヨタ『スポーツ800』、正規ルートでナンバー取得に至ったというポルシェ『912』の元神奈川県警パトカー、トヨタ『MR-S』米国仕様ベースのランボルギーニ『カウンタックLP500』レプリカ、2スト命で各イベント出没中のスズキ『キャリイ』&『RG250E』など、興味深い車が集まった。

午前11時からは展示されていた車両が3回に分かれて青梅宿の街なかをゆっくりと自由走行。思わぬレトロカーの出現に、沿道の市民や観光客などが写真を撮ったり手を振ったりした。青梅はちょうど紅葉のピークで、レトロな町は久しぶりに賑わいが戻った1日となった。

《嶽宮 三郎》

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