ダイハツ、迅速な判断・執行に向け組織改正…ユニット制廃止、5本部に再編

ダイハツ(ロゴ)
ダイハツ(ロゴ)全 5 枚

ダイハツ工業は、従来の11本部から5本部への再編など、2022年1月1日付で組織改正を行うと発表した。

ダイハツでは、ユニット制を廃止した上で、従来の11本部から「コーポレート統括本部」「くるま開発本部」「生産調達本部」「営業CS本部」「新興国小型車カンパニー本部」の5本部に再編。経営側、執行側両面で、迅速な判断と執行を実現する。

コーポレート統括本部は、SDGs対応の強化や、人材育成と効率化の両立の観点から部・室を再編し、若手経営層の早期育成の観点から、トップサポート室を新設する。

くるま開発本部は、これまでの技術統括本部、車両開発本部、パワートレーン開発本部、くらしとクルマの研究所を統合・再編。将来の環境変化に対応した戦略的商品開発に向け、先行技術開発から製品開発までを一気通貫で、一体感をもって効率的に推進する。

生産調達本部は、従来の調達本部、生管・生技本部、製造本部を統合。生産カーボンニュートラルの早期実現に向けた推進力の強化や、部品供給・BCP(事業継続計画)課題への対応を図る。

営業CS本部は、これまでの国内営業本部とCS本部を統合。ダイハツブランドを支える最新鋭の営業・CS部隊への進化を加速させる。また、カーボンニュートラルへの対応でさらに重要度が増す国内商品企画室を部組織へ変更する。

新興国小型車カンパニー本部では、部室、プロジェクトグループを統合・再編。新興国での小型車ビジネスの拡大に向け、企画から実行までのさらなる連携を強化し、一体感をもって推進する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  3. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る