トライアンフ、 新エンジン搭載の タイガー1200 新型発表…4モデルを日本導入

トライアンフ タイガー1200 新型
トライアンフ タイガー1200 新型全 7 枚

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、フルモデルチェンジを受けたアドベンチャーツアラー『タイガー1200』4機種を日本市場に投入すると発表した。

日本国内で発売するのは、フロント19インチ/リア18インチのアルミ製キャストホイールを装備するオンロード志向の「GTプロ」「GTエクスプローラー」、フロント21インチ/リア18インチのチューブレス・スポークホイールを装備するオフロード志向の「ラリー プロ」「ラリー エクスプローラー」の4モデルとなる。

新型タイガー1200は、低回転での特性とトルクを改善した新設計の1160cc Tプレーン3気筒エンジンを搭載する。最高出力は先代モデルより9psアップの150psを発生。低速域では2気筒のような力強いトルクを、高速域では3気筒の持ち味であるレスポンスの良さとエキサイティングなフィーリングを発揮する。新設計の1160ccエンジンに加え、軽量なチューブラーシャシー、独自の「トライリンク」スイングアームなどを採用することで、先代モデルと比べて25kg以上の大幅な軽量化を実現している。

ライディングポジションはこれまで以上に見晴らしが良くなり、シートとタンクはスリム化。GTプロ、GTエクスプローラーはシート高を850~870mmに、ラリー プロとラリー エクスプローラーは875~895mmに調整可能。アクセサリーの低シートを装着すれば、さらに20mm低くできる。

新型タイガー1200は最新テクノロジーも多数採用する。GTエクスプローラーとラリー エクスプローラーはコンチネンタル社との共同開発によるブラインドスポットレーダーを新たに搭載し、ブラインドスポットアシストとレーンチェンジアシストを提供。ブラインドスポットアシストは、後方に設置されたレーダーによって、死角に他の車両が入ってきたことをライダーに知らせる。レーンチェンジアシストは車線変更時に車両が接近してきた場合、より目立つように警告を発する。

足回りでは、より長いストロークを持つ新開発のショーワ製セミアクティブサスペンションを搭載する。積載量に応じて自動的に調整され、走行中はセミアクティブシステムによって減衰力を常時監視・調整。ボタン操作で希望の設定に変更することもできる。ライディングモードは最大6種類。地形や好みに応じてモードを選択すると、スロットルレスポンス、トラクションコントロール、ABS、サスペンションの各設定が切り替わる。

このほか、コーナリングABSやコーナリングトラクションコントロール、トライアンフシフトアシスト(GTはオプション)、ヒルホールドコントロール、7インチTFTスクリーン、クルーズコントロール、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)などを装備する。

価格はGTプロが236万4000円から239万4000円、ラリー プロが251万9000円から256万4000円、GTエクスプローラーが254万9000円から259万4000円、ラリー エクスプローラーが269万9000円から274万4000円。

《纐纈敏也@DAYS》

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