【日本カーオブザイヤー2021-2022】今年の一台は『日産 ノート』に栄冠、日産の受賞は10年ぶり

2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した日産 ノート
2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した日産 ノート全 14 枚

日本を代表する「今年のクルマ」を決める「2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー」は10日、最終選考会・表彰式を開催。ノミネートされていた10ベストカーの中から、日産『ノート』が栄冠に輝いた。日産の受賞は2011-2012の『リーフ』以来10年ぶり。昨年度はスバル『レヴォーグ』が受賞していた。

2020年11月1日から2021年10月31日までに発表または発売された乗用車が対象。42回目の開催となる今年度は、国内外の全29モデルがノミネートされた。自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員により選ばれた上位10モデルの「10ベストカー」の中から投票により決定した。開票の様子は公式Youtubeでライブ配信され、多くの自動車ファンがその様子を見守った。

日産 ノート日産 ノート

投票の結果、最も多くの票を集めたのは日産『ノート/ノートオーラ/ノートオーラNISMO/ノートAUTECH CROSSOVER』で、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠に輝いた。

ノートは2020年12月に発売。その後も、ボディを拡大した上級志向のノートオーラ、スポーツモデルのノートオーラNISMO、SUV要素を盛り込んだノートAUTECH CROSSOVERを投入し、常に話題を提供し続けた。豊かなバリエーション、使いやすいコンパクトなボディに、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載することなどが評価された。

輸入車の中で最も優秀な車である「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」はフォルクスワーゲン『ゴルフ/ゴルフヴァリアント』が受賞した。ゴルフは先代モデルが、輸入車として初めて2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し話題となったが今回は受賞を逃した。

インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したVWゴルフインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したVWゴルフ

そのほか部門賞は、デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー(秀でた内外装デザインを持つクルマ)はBMW『4シリーズ』(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)、テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー(革新的な環境・安全その他技術を備えたクルマ)は三菱『アウトランダーPHEV』、パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー(感動的なドライブフィールを味わえるクルマ)はシボレー『コルベット』、K CAR オブ・ザ・イヤー(総合的に優れた軽自動車)はホンダ『N-ONE』が受賞した。

選考結果、および部門賞の一覧は以下の通り。

●2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー:日産 ノート/ノートオーラ/ノートオーラNISMO/ノートAUTECH CROSSOVER
●インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:フォルクスワーゲン・ゴルフ/ゴルフヴァリアント
●デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー:BMW 4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)
●テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー:三菱 アウトランダーPHEV
●パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー:シボレー・コルベット
●K CAR オブ・ザ・イヤー:ホンダ N-ONE

《レスポンス編集部》

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