復活のワーゲンバス、キャンパー派生が確定…VWが『ID.カリフォルニア』開発中

フォルクスワーゲン ID.BUZZ のプロトタイプ
フォルクスワーゲン ID.BUZZ のプロトタイプ全 13 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は12月9日、フォルクスワーゲンブランドの新世代EVシリーズの「ID.」シリーズに、新たな派生モデルとして、『ID.カリフォルニア』を開発していると発表した。

ID.カリフォルニアは、2022年に発表予定の新型EV、『ID.BUZZ』の派生モデルとなる。ID.BUZZは、ID.シリーズに加わるミニバンだ。ID.シリーズの電動SUVクーペ、『ID.5』と『ID.5 GTX』の11月3日のワールドプレミアの場で、ID.BUZZのプロトタイプが初公開されている。

「カリフォルニア」とは、フォルクスワーゲンブランドのキャンピングカーに付される名称だ。例えば、フォルクスワーゲンは2019年、『グランドカリフォルニア』を欧州市場で発売した。フォルクスワーゲンの商用車、『クラフター』をベースにしたキャンピングカーだ。

グランドカリフォルニアでは、全長6m級のボディが生み出す広い室内空間が特徴。キッチンやベッドルーム、トイレをはじめ、シャワーや洗面台付きのバスルームが装備される。バスルームのサイズは、840mm×800mm。キッチンには、冷蔵庫、ガス炊飯器、シンク、各種収納が装備される。水タンクは容量が110リットル。

オプションで、パノラマ天窓を装備した子供向けの二段ベッドを用意。リアの自転車ラック、収納可能なキャビン用テーブルと椅子などを設定する。標準装備のガスコンロは、ディーゼル発電による電力で作動するシステムに変更することもできる。


★レスポンス読者アンケート!! 今、そして今後、自動車の電動化が進んでいきます。読者のみなさまのEV・PHEVへの興味関心について教えてください。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る