廃プラスチックから水素を製造、次世代モビリティ向け---プロジェクト始動

廃プラから水素を製造するサプライチェーンモデル
廃プラから水素を製造するサプライチェーンモデル全 1 枚

豊田通商岩谷産業日揮ホールディングスの3社は12月13日、廃プラスチックをガス化して水素を製造するサプライチェーン構築の事業を検討すると発表した。

今回の事業は新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)が委託する「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素製造・利活用ポテンシャル調査」で、3社が提案した「都市部における廃プラスチックガス化リサイクルによる地域低炭素水素モデル構築に向けた調査」が採択されたもの。

都市部で工場や家庭などから排出される廃プラスチックを活用することで、早期に水素を安定的、安価に供給することを目指す。発電所や各種モビリティ、港湾設備などの水素利用促進、水素供給による幅広い分野の脱炭素化と、資源循環の促進に貢献することを目指す。

3社は2021、2022年度に愛知県と福岡県を対象に、廃プラスチックのガス化による水素製造と地域での利活用モデルの可能性を検討する。

《レスポンス編集部》

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