流星群を山中湖で見る…富士山と夕焼けも[体験レポート]

富士山と星空
富士山と星空全 14 枚

富士汽船株式会社は、ふたご座流星群が極大を迎えるのに合わせ、2021年12月13日、14日の2日間、サンセットクルーズと星空観賞を楽しめる特別イベントを開催した。

このイベントは、山中湖遊覧船白鳥の湖』に乗船して山中湖の夕焼けを堪能する『山中湖サンセットクルーズ』と、遊覧船乗り場の桟橋に設置したハンモックに乗って星空観賞ができる『山中湖星空テラス』の2部構成のイベントだ。

★山中湖上で夕焼けを体験できる贅沢な時間

今回、富士汽船の協力のもと、実際に体験することができた。

サンセットクルーズに参加する場合は、山中湖旭日丘桟橋にあるスワンボートハウスで乗船チケットを購入する。乗船時間は約30分で、乗船料金は大人1000円、小人500円、犬500円となっている。犬はケージやバッグに入れてはもちろん、リードや抱っこでも乗船できる。また参加者には、双眼鏡(1組につき1台)が貸し出され、ドリンク券も1枚貰えるので、好きな飲み物を持って乗船が可能だ。12月の日没時刻を考慮すると、16時に出発する遊覧船に乗れば、富士山の方角に沈んでいく夕陽によって、空が赤く染っていく様子を、山中湖上で見られる。遊覧船は1Fと2Fに分かれており、2Fには前方と後方にデッキもあるので、富士山をオープンな場所で見ることができるのもうれしいポイントだ。

刻一刻と夕焼け色が変化していくため、ずっとシャッターチャンスと言っても過言ではない。刻一刻と夕焼け色が変化していくため、ずっとシャッターチャンスと言っても過言ではない。

★澄んだ空気の中で星が瞬きはじめる

星空鑑賞は、まずスワンボートハウスにてガイドによる星空説明が行われる。そのあと、星空テラスに移動し、ハンモックに寝たり、腰掛けたりしながら、360度星空に包まれるひとときが堪能できる。参加料金は大人800円、小人400円で、参加の方には星空観察用の双眼鏡と、星早見表が貸し出される。またドリンク券も1枚配布される。ふたご座流星群の放射点の見つけ方は、ガイドによると、まず、わかりやすいオリオン座を南の空に探し、その上あたりがふたご座となり、放射点もある。目を慣らすために携帯電話などの明るい画面を見ず、じっと星空を見つめ続けるのも大事だと語っていた。

星空テラスに隣接する湖畔には『焚火カフェ』がオープンしているので、暖を取りながら、ホットドリンクを味わうこともできる。体験日当日も外気温は0度まで落ち込んでいたので、かなりしっかりした防寒着で参加することをオススメする。

かなり冷え込むので防寒対策もしっかりして行くことをオススメする。かなり冷え込むので防寒対策もしっかりして行くことをオススメする。

★絶景の夕焼けや星空を体験していただく良い機会

富士急行宣伝部金子泰樹氏、富士急行事業部技術・環境・CS推進課長古屋喜正氏、富士汽船業務部宮下正樹氏らによると、今後もこのようなイベントは定期的に行っていくとのことで、流星群が見られるタイミングはいつも開催したいとの話だった。イベント開催予定については、富士汽船が運営する『山中湖の白鳥の湖』の公式サイトを確認してほしい。

<協力 富士急行>

《関口敬文》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る