今年の最も優れたバイクにカワサキの『ニンジャ』…日本二輪車文化協会選出[新聞ウォッチ]

カワサキNinja ZX-25R
カワサキNinja ZX-25R全 5 枚

年の瀬が迫ってくると、今年1年を総括する意味で活躍した人物や優れた商品などを表彰するニュースが相次いでいるが、きょうの各紙のスポーツ面にも、今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズの授賞式の模様を取り上げれている。

それによると、最優秀選手(MVP)にはセ・リーグからヤクルトの村上宗隆内野手、パ・リーグからはオリックスの山本由伸投手がともに初受賞。最優秀新人(新人王)にはセは広島の栗林良吏投手、パはオリックスの宮城大弥投手がそれぞれ選ばれたこという。

カワサキNinja ZX-25RカワサキNinja ZX-25R

プロ野球のMVPほどの派手さはないものの、日本二輪車文化協会も、この1年間で最も優れた二輪車に贈る賞「日本バイクオブザイヤー」に、川崎重工業の排気量約250ccのバイク『Ninja(ニンジャ) ZX-25R』を選出したことも伝えている。

きょうの東京が「ニュースボックス」のコーナーで報じているが、20~30代の若い顧客層に人気の軽二輪(排気量126~250cc)で、並列4気筒エンジンを搭載し、力強く滑らかな走りを実現したことが評価されたそうだ。

スズキ・ハヤブサスズキ・ハヤブサ

また、小型二輪(排気量251cc以上)部門には、スズキの『ハヤブサ』が選ばれたという。

ついでに二輪車のニュースでいえば、ヤマハ発動機が、2022年来春から実証実験として日本や欧州などで排気量125cc相当の自社開発のモーター搭載の電動スクーターのリースを開始すると発表。きょうの朝日が経済面に試作車の写真入りで報じているが、他紙には見当たらないのはバイクファンにはもの寂しいようだ。

ヤマハが12月15日に初公開した125ccクラスのEV開発車両ヤマハが12月15日に初公開した125ccクラスのEV開発車両

2021年12月16日付

●ロスの港貨物滞留、物流逼迫、インフレの波、消費爆発コスト高騰(読売・1面)

●国交省、自ら統計書き換え、今春まで1年超、検査院の指摘後(朝日・1面)

●ヤマハ、125cc級電動バイク開発、実証実験用来春リース販売(朝日・7面)

●ガソリンの価格5週連続下がる、レギュラー165.9円(朝日・7面)

●中国式EV生活、モーターショー群雄割拠新エネ車(朝日・11面)

●SOMPO、来年4月、奥村氏社長昇格(毎日・7面)

●トヨタ、1月生産80万台、世界見通し、調達難和らぎ過去最高(産経・11面)

●今年のベスト二輪は「ニンジャ」(東京・9面)

●冬のボーナス3年ぶり増、本社調査(日経・1面)

トヨタは12月14日にBEV新戦略を発表 《写真撮影 三橋仁明 / N-RAK PHOTO AGENCY》トヨタは12月14日にBEV新戦略を発表 《写真撮影 三橋仁明 / N-RAK PHOTO AGENCY》

●社説、トヨタのEV巻き返しに期待する(日経・2面)

●日産のスペイン工場売却、長城汽車が交渉撤退(日経・16面)

●日産、金融頼みに影、迫る利上げ、本業は赤字続く(日経・19面)

●パーク24、赤字116億円、前期最終、カーシェア利用低迷(日経・19面)

《福田俊之》

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