日産「童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版…公立図書館などに寄贈

日産自動車、「第37回 日産 童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版
日産自動車、「第37回 日産 童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版全 1 枚

日産自動車は、「第37回 日産 童話と絵本のグランプリ」で大賞を受賞した、数井美治さんの童話『ながみちくんがわからない』と、だるま森さんの絵本『マロングラッセ』を出版。両作品を書店やインターネットを通じて発売した。

大阪国際児童文学振興財団が主催し、同社が社会貢献活動の一環として協賛している「第37回 日産 童話と絵本のグランプリ」は2020年度に実施。数井美治さんの童話『ながみちくんがわからない』は、童話部門で2283編の応募作品の中から、だるま森さんの絵本『マロングラッセ』は、絵本部門の413編の応募作品の中から、それぞれの部門の大賞に選ばれた。

『ながみちくんがわからない』は、一人の少女が同級生の長道くんに興味を持ち、下校時に後ろをついて帰る物語。リズム感のある文章で、女の子の視点から男の子の行動をユーモラスに描いている。『マロングラッセ』は大好きなマロングラッセを買った主人公が、クマにぶつかってしまうところから話が始まる。独創的なストーリー展開と色彩鮮やかな独特の画風が特徴的な作品だ。価格(税別)はいずれも1400円。

日産自動車は、同グランプリに第1回(1984年)から協賛し、才能ある新進作家の育成をサポートするとともに、子どもたちに良書を届けることを目的とし、37年間で69作品を出版した。

また、出版した作品を全国の公立図書館等に寄贈しており、今回も国内の図書館約3600館と、同社の事業所近隣の保育園・幼稚園など約900園に寄贈する予定。海外においても、同社の海外事業拠点周辺の日本人学校や日本語補習校に同作品を寄贈している。第1回から寄贈した本の累計は27万冊以上にのぼる。

《纐纈敏也@DAYS》

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