これがポルシェの「新しい顔」!? バンパーにヘッドライト、ポルシェ マカンEV をスクープ

ポルシェ マカンEVのフロントマスク。三菱やシトロエンのように、デイタイムライトとヘッドライトが別れた形になっている
ポルシェ マカンEVのフロントマスク。三菱やシトロエンのように、デイタイムライトとヘッドライトが別れた形になっている全 32 枚

ポルシェ『マカン』次期型と併売される『マカンEV』の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。これまでのポルシェとは一味違うフロントマスクがお目見えだ。また今回はさらに、最終市販デザインと思われるコックピットの撮影にも成功した。

豪雪のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、カモフラージュがかなり厳重に施されている。注目はフロントマスクだ。ポルシェ独自の4点LEDは、デイタイムランニングライトとターンシグナルとして機能し、メインのロービームとハイビームはバンパー側に配置さているように見える。最新の三菱車やシトロエン車で見られる手法だが、市販時にどうなるか。

ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)

また最新スパイショットのいくつかに、マカンEVがクーペのようなサッシュレスウィンドウを採用していることがわかる画像がある。後部では、アクティブスポイラーが作動している様子もうかがえる。テールライトは最終的には左右がつながるデザインとなりそうだ。

今回のプロトタイプは充電ステーションでトラブルがあったようだが、その様子を捉えた画像には、初めて最終デザインと思われる楕円形のデジタルインストルメントクラスターが鮮明に写っている。またドライバー近くに配置された大型インフォテイメントタッチスクリーン、ポルシェのクラシックな3スポークステアリングホイールも確認できる。

ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ マカンEV プロトタイプ(スクープ写真)

マカンEVは、ポルシェとアウディが共同開発したEV専用「PPE」(Premium Platform Electric)アーキテクチャを採用、今後アウディ『Q6 e-tron』や『A6 e-tron』にも流用される。

これ以外の詳細は明かされていないが、800V技術を特徴とする2つのバッテリー容量が設定され、エントリーモデルは後輪駆動レイアウトで、シングル電気モーターを搭載。高出力のフラッグシップ「ターボS」では、AWDが採用され、フロントモーターが追加される。また『タイカン』と比較して航続が大幅に向上すると見られている。

マカンEVは2022年内に発表され、年末には生産が開始される予定だ。2014年から導入され、2018年と2021年に改良された現行ICE搭載モデルは、排ガス規制のために、おそらく2024年に生産終了予定だが、数年間はEVと併売されることになる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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