Honda N-BOX 純正アクセサリー、10年の歴史を振り返る…ニーズに合わせた多彩なアイテム

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Honda N-BOXとまるも亜希子氏
Honda N-BOXとまるも亜希子氏全 86 枚

人々の暮らしを変え、街の風景を変え、軽自動車に対する価値観まで変えたHonda『N-BOX』。そこには創業者の本田宗一郎から受け継ぐ、人を中心に考えるクルマづくりである「MM(マン・マキシマム、メカ・ミニマム)思想」に基づいた、これからの時代が求める広さや快適性、使い勝手や走りの良さへのこだわりがたっぷりと詰まっている。2011年12月にHonda初のスーパーハイトワゴン軽としてN-BOXがデビューしてから、『N-ONE』や『N-WGN』といったNシリーズの歴史が始まり、10周年を迎えた。

瞬く間にカテゴリートップの座を獲得し、販売台数でも快進撃を続けるN-BOXは、男女問わず幅広い年代の人たちに愛されている。それは、N-BOXの魅力が使う人の数だけあることの証でもあり、それを支えているのがホンダアクセスが手がける純正アクセサリーの数々だ。自分らしい個性を演出する楽しみをもたらす、ドレスアップアイテム。使う人やシーンを想定して、もっと便利にしてくれるアイテムや、快適性を高めるアイテム。そしてエンジニアのこだわりを追求したコンプリートカーから、世界観を楽しむ他ブランドとのコラボアイテムまで。ここであらためて、N-BOXの10年とともに歩んだ、純正アクセサリーの歴史を紐解いてみたい。

メーカー純正ならではの強み

純正アクセサリーの開発において長い経験とノウハウを持つホンダアクセスが大切にしているのは、そのアクセサリーをプラスすることで、ユーザーがより便利に快適に安心安全にHonda車に乗ることができるように、との想いだという。さまざまなニーズに応えられるよう、多岐にわたるアクセサリーを開発しているのもそのためで、企画段階からユーザーヒアリング等のリサーチを行い、時代のトレンドなどを取り入れつつ、車両の特徴やターゲット層に合わせた商品を企画する。その際に、機能面や個性など多様な切り口を用意し、誰でも使えるもの、あったら便利なものから、人とはちがう個性や好きなテイストをプラスできるアイテムまで、豊富に取り揃えるのもこだわりの1つ。

また、メーカー純正ならではの強みとして、車両にジャストフィットすることと、Hondaの品質基準をクリアして安心安全に使用できる信頼性の高さがある。購入から3年間/走行距離6万kmという保証期間(一部除く)から考えても、それだけ商品に対して責任を持っている姿勢がうかがえる。開発は車両開発と並行して行うので、車両の発売と同時発売が可能となり、いち早くユーザーが手にできることも魅力の1つとなっている。

トレンドを反映、スワロフスキー採用

N-BOXを自分らしい1台にしたいという人にとって、トライしやすいのがドレスアップアイテム。2011年から2015年あたりにホンダアクセスから発売されたアイテムを振り返ってみると、若い女性はどれだけメイクで“盛る”かに注力していたり、ふわふわのチュールスカートや大きなカチューシャ、携帯電話のデコレーションが流行したりしていた頃だけあって、チェックやストライプ、フラワーといったデカールやステッカーをはじめ、イルミネーションやスワロフスキーをあしらったドリンクホルダーリングなど、キラキラしたアイテムやデコレーションといった当時のトレンドが反映されていると感じる。カスタマイズカーの祭典である東京オートサロン(以下、TAS)でも、あちこちにスワロスキーを多用したキラキラのデモカーが、いろいろなブースで展示されていたのを思い出す。

スワロフスキーエレメントを埋め込んだシフトゲートカバースワロフスキーエレメントを埋め込んだシフトゲートカバー

実は、スワロフスキーを使ったカスタマイズは、2009年のTAS Hondaブースに展示した『LIFE』のコンセプトモデルとして出展され、のちに商品化。それが女性ユーザーを中心に評判となり、N-BOXの女性ユーザーからも要望を受けてラインアップすることになったという。

自分らしくN-BOXをドレスアップして楽しむ

また男性ユーザーに向けては、N-BOX Custom用にエナメル合皮のシートカバーやマット仕上げのメタル調シルバーをあしらった「デカール フレア」などスパルタンな雰囲気のアイテムから、ブルーLEDによる光の演出で楽しむドレスアップといった、自分だけの特別な1台に仕上げるアイテムが登場。N-BOX用では、女性も選びやすいブラウンやベージュを用いたナチュラル志向のインテリアアイテムが喜ばれた。

デカール フレアデカール フレア

そして、Hondaファンの気持ちを誰よりも理解し、応援してくれる一面のあるホンダアクセスらしい商品だと感じたのが、2014年のTASにコンセプトモデルとして出展された後、2016年にパッケージアクセサリーとして発売された「エレメントスタイル パッケージ」。これは2003年にセンセーショナルなデビューを果たし、コアなファンを掴みつつも時代が早すぎたのか生産終了してしまった伝説のSUV、Honda『エレメント』に込められた想いをN-BOXに受け継いだ1台だ。エレメントの特徴であった樹脂パーツ部分などを忠実に再現し、世界観を完コピして反響を呼んだ。

2016年に発売された「エレメントスタイルパッケージ」2016年に発売された「エレメントスタイルパッケージ」

自分の部屋のように…「北欧スタイルコレクション」

さらにここから、N-BOXの世界はどんどん広がりを見せていく。2000年代以降、住宅やライフスタイルの分野で人気が加速していた北欧デザインが、ついにクルマにも波及。ホンダアクセスでも女性ドライバーへのヒアリングから、「クルマはわたしの部屋」と捉えていることがわかり、「My Room」をコンセプトに車内を自分の部屋のようにトータルコーディネートできるコレクションの第4弾として「北欧スタイルコレクション」が登場した。

「北欧スタイルコレクション」「北欧スタイルコレクション」

厳しくも温かい自然とともに暮らす北欧の人たちが受け継いできたモノや色味、ナチュラルな風合いを大切にしつつ、北欧らしい配色の中でもサンシャインイエローやスカイブルーといった明るい色味を、グレーやアイボリー、木目調と合わせてあしらうことで、自分の部屋のようにリラックスし、リフレッシュしてもらえるコーディネートにこだわっている。

「バーバパパ」や「CHUMS(チャムス)」とのコラボ

トータルコーディネートで印象的なのが、子供から大人まで大人気のキャラクター「バーバパパ」や、ブービーバードでお馴染みのアウトドアブランド「CHUMS(チャムス)」とのコラボレーションアイテム

未就学児を持つ子育て層のママに向けたトータルコーディネートのコレクションを企画する中で、絵本やオモチャ、インテリア雑貨など幅広いジャンルで世界中で親しまれているキャラクターとして浮かんだのが「バーバパパ」だったという。何にでも変身できる特技を持つバーバパパは、絵本の中でも乗り物に変身して家族とドライブする描写があり、N-BOXとのコラボでもバーバパパらしいユニークさと可愛らしさを持つ、お出かけが楽しくなるコーディネートが完成した。

「バーバパパ コレクション」©2021 Alice Taylor & Thomas Taylor ALL RIGHTS RESERVED「バーバパパ コレクション」©2021 Alice Taylor & Thomas Taylor ALL RIGHTS RESERVED

「チャムス」では、チャムス30周年に向けてチャムスのクルマを造ったらどうかという企画が持ち上がったところから、互いの企業理念に共感してコラボレーションがスタートした。商品化の前に、チャムスのブランドテーマである「HANG WITH YOUR CHUMS」を体現できるよう、公道走行が可能なコンセプトカーを製作し、実際にチャムスのスタッフがドライブしてフェスやイベントに出展したところ、想像以上の反響があったという。2014年に商品化したアイテムも大好評で、2018年には第2弾がリリースされている。

アウトドアブランド「CHUMS(チャムス)」とのコラボアイテムアウトドアブランド「CHUMS(チャムス)」とのコラボアイテム

こうして、独自の企画に加え、他ブランドやキャラクターとのコラボレーションを経て、N-BOXの可能性は無限であることを自ら証明していったように感じる。その一方で、純正アクセサリーを語る上で忘れてはならないのが、実際にユーザーが使うシーンを想定したり、ライフスタイルを深く考えたりすることで誕生した、快適&便利アイテムの数々だ。

ユーザーに寄り添い、快適・便利を追求

例えばN-BOXは、それまで1~2名で乗ったり、荷物を運ぶために使ったりすることが多かった軽自動車に、ファーストカー需要やファミリーカー需要を確立。それによって、ファミリーで使う際に「あったらいいな」と思うアイテムも豊富に揃う。そんなアイテムの1つが、後席スペースにハンモックのような収納スペースを作る「キッズシェルフ」。約140cmという天井の高さを誇り、子供が立ったまま着替えなどができるN-BOXの長所が、脱いだ衣類やタオルなどをポイポイと置くことのできるこのアイテムによって、さらに便利に使いやすくなると大人気だった。

インテリアキッズシェルフインテリアキッズシェルフ

また、荷物がたくさん積めることが魅力のN-BOXを傷や汚れから守るための「カーゴライナー」「インテリアガードパネル」といった、プロテクトアイテムも重宝されている。

そして、両手が荷物などで塞がっていても、足の動作だけでスライドドアが開閉できる「ハンズフリースライドドア」をいち早く軽自動車に採用したのも、N-BOXだ。右手に子供を抱きかかえ、左手にマザーズバッグなどを持ちながら乗り降りをするママの大変さを、一気に解決する優しさの詰まったアイテムとして注目され、この流れは他メーカーの軽自動車やミニバンにも影響を与えた。

さらに、「シートバックグリップ」や「アシストグリップ」などライフサポートアイテムも充実。Honda車を知り尽くしたエンジニアが作り上げたコンプリートカー「Modulo X(モデューロ エックス)」は運転が楽しいだけでなく、どの席に乗る人も快適な乗り心地を実現しているのが特徴だ。昨年発売の『FIT e:HEV Modulo X』でModulo Xシリーズは第6弾を数える。その礎を築いたのが初代N-BOXだった。

コンプリートカーブランド「Modulo X」の第一弾として登場した、N-BOX Modulo X(2012年)コンプリートカーブランド「Modulo X」の第一弾として登場した、N-BOX Modulo X(2012年)

最新モデルをドライブ、アクセサリーの魅力を再確認

こうしてホンダアクセスの純正アクセサリーの歴史に触れ、あらためて感じるのはさまざまな人、あらゆるシーンで「嬉しさ」や「ワクワク」、「ほっとできる安心感」を提供し続けてきたのだということ。それを心に刻みつつ、最新のN-BOXをドライブしてみた。

Honda N-BOXHonda N-BOX

ノーマルモデルには、陶器のような質感のホイールとコーディネートされて遠くからでも目を引く、ホワイトの「ドアミラーカバー」が個性的。指先でポンと押すだけでスライドドアが開閉する「ワンタッチスライドドア」の便利さに加え、ドアハンドルを握る際にネイルで傷つけたりしないように、「ドアハンドルプロテクションフィルム」があるのも嬉しい気遣いだ。子育て期はもちろん、仕事で常に大荷物となってしまう身には、足だけでも開閉できるハンズフリースライドドアがあるとかなり助かることも再確認できた。

荷物や子供を抱えている時に便利な、ハンズフリースライドドア荷物や子供を抱えている時に便利な、ハンズフリースライドドア

運転席に座ると、相変わらずの広くて気持ちのいい視界に肩の力が抜けてリラックス。本革が手に馴染むステアリングホイールカバーは、シートカバーのブラウンと相まって、シックで落ち着くインテリアを演出してくれる。ファブリックのシートカバーは汚れたら取り外して洗えるので、清潔に保てるのも嬉しいポイントだ。手が届きやすい収納スペースや、ひと目でわかるスイッチや操作系、適度に包み込んでくれるシートの感触もやっぱりいい。街中でも余裕たっぷりでシッカリと安定した走りは、速度がアップしても変わらずノンストレス。軽自動車トップクラスの安全運転支援技術が詰まった「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が付いているのも、心の余裕につながっているのは間違いない。

またCustomモデルでは、個性を主張しつつ上質でクールな表情を見せるエクステリアパーツも充実。シックに、華やかに、スポーティにと、好みのテイストで満足度がグンとアップするはずだ。本革製のステアリングホイールは、標準にはないサムレストが追加されたり、太さも変更して長距離ドライブで疲れにくい形状とするなどこだわりも詰まっている。

Honda N-BOX CustomHonda N-BOX Custom

10周年を迎えてますます進化するN-BOXと、その進化を支える純正アクセサリーたち。そこには、移り変わる時代とそこに暮らす人たちを見つめ、真摯に向き合ってたくさんの笑顔を作り出そうと奮闘する、温かな気持ちが溢れ出ているのだった。

N-BOX/N-BOX Customの純正アクセサリーはこちら


※本記事では過去にラインナップしていたアクセサリーも紹介しています。現在販売中のアクセサリーについてはHPにてご確認ください。

《まるも亜希子》

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