赤レザー内装に超接近!マセラティの高性能SUV『グレカーレ トロフェオ』最新の姿

マセラティ グレカーレ トロフェオ(スクープ写真)
マセラティ グレカーレ トロフェオ(スクープ写真)全 14 枚

発売直前とみられるマセラティの新型クロスオーバーSUV『グレカーレ』。そのハイパフォーマンスモデルとなる『グレカーレ トロフェオ』市販型の最新プロトタイプにスクープサイト「Spyder7」が超接近。その内部を捉えることに成功した。

凍てつくスウェーデン北部に現れたプロトタイプを、これまでで最も鮮明に撮影することができた。キャビン内は、センターコンソール、アームレスト、ドアなどがほぼ赤いレザーで覆われている。助手席側のドアはブラウンだが、これは開発車両のためで、最終的にはもちろん赤に染められるはずだ。そのほか、写真では確認しづらいが、押しボタン式のドアハンドルが装備されている。

マセラティ グレカーレ トロフェオ(スクープ写真)マセラティ グレカーレ トロフェオ(スクープ写真)

最新プロトタイプでは、ドリルディスクを備えた大型ブレーキ、赤いブレーキキャリパー、クワッドエキゾーストパイプなど、高性能モデルを示すコンポーネントもいくつか確認できる。またベースモデルと比較してボディが若干ローダウンされスポーティな印象だ。

グレカーレ トロフェオは、アルファロメオ『ステルヴィオ』を支える「ジョルジオ」プラットフォームを採用する。パワートレインは「ステルヴィオ クアドリフォリオ」に搭載されている2.9リットルV型6気筒ツインターボチャージャーエンジンが予想され、最高出力510ps、最大トルク600Nm発揮するだろう。

マセラティ グレカーレ トロフェオ(スクープ写真)マセラティ グレカーレ トロフェオ(スクープ写真)

もうひとつの可能性として、マセラティの新型スーパーカー『MC20』の3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンの流用が挙げられるが、現段階でどちらが採用されるか断定はできない。MC20では、最高出力630psを発揮するが、グレカーレ トロフェオではデチューンされ、580psと予想。トランスミッションは8速オートマチックが標準装備されると思われる。

グレカーレ市販型のワールドプレミアは、2021年11月に予定されていたが、半導体不足の影響から延期された。グレカーレは「画期的」な技術を備えており、高度な接続性やその他の機能がすべてこの“頭脳”を使用して動作するため、影響力が大きいと見られるが、2022年春には期待できるだろう。市場ではポルシェ『マカンGTS』が最大のライバルとなるはずだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る