日産 リーフ より安いテスラが出る? 発売時期は? 今わかっていること

テスラ モデル3
テスラ モデル3全 5 枚

米高級EVメーカー「テスラ」は、2020年に開催された「BATTERY DAY」にて、新型コンパクトモデルの開発を発表、価格は25,000ドルを目指すとされていたが、その詳細がみえてきた。

テスラ モデル3テスラ モデル3

ベイビーテスラと称される新型コンパクトEVは、「モデル3」の下に位置し、25,000ドルという低価格での販売が計画されている。エクステリアは、クーペスタイルのルーフライン、大径ホイール、切り詰められたオーバーハングを備えたエアロダイナミックな5ドアボディスタイルの採用が予想される。

また「モデル3」や「モデルY」と同様のウィンドウライン、ポップアップドアハンドル、グリルレスのフロントエンド、パノラマサンルーフ、フロントフェンダーに配置されるヘッドライトなどの共通点がみられるだろう。

テスラ モデル3テスラ モデル3

キャビン内では、巨大なインフォテインメントタッチスクリーンを備えた、同社の特徴的なミニマリズムなインテリアを保持する可能性が高いほか、「モデルS」改良新型でデビューした「ヨーク型ステアリングホイール」を装備することが予想される。また専用のEVアーキテクチャと短いボンネットを備えた実用的2ボックスシルエットは、乗客と荷物のための十分なスペースを提供してくれるだろう。

市販型で公約どおり25,000ドル(約290万円)が実現すれば、EVコンパクトハッチバック市場でライバルとなる日産 リーフ、ホンダe以下となり、今後のEVコンパクトカーの価格設定に大きな影響を与える可能性もありそうだ。

テスラ モデル3テスラ モデル3

技術面では、4,680個のバッテリーセルを使用し、従来のバッテリー後続を広げつつも、kWhあたり107ドル近い生産コストを削減させることが期待できるという。CEOのイーロン・マスク氏は、最低でも250マイル(402km)の航続を達成することを約束しているが、モデル3の352マイル(566km)も視野に入れているという。

さらにこの新型EVでは、より強力なデュアルモーターを備えたパフォーマンス重視のバージョンも噂されている。2020年に同氏が望んでいたハンドルレスの完全自律運転を実現する可能性は低いが、ハイエンドトリムでは、テスラのオートパイロットを含む、最新のADAS技術を取得する可能性が十分ありそうだ。

テスラ モデル3テスラ モデル3

新型コンパクト市販型のワールドプレミアは、2023年内とみられ、車名は「モデル2」や「モデルC」が候補に上がっているようだ。

日産リーフやホンダeより安く買えるテスラ...車名は「モデル2」か!? 今わかっていること

《Spyder7 編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  5. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  6. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  7. ホンダ『N-VAN』一部改良、急アクセル抑制機能を装備…アウトドアスタイルの特別仕様も
  8. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  9. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  10. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
ランキングをもっと見る