早くもGR86/BRZ用パーツが続々発表
RB26用最新パーツもまだまだ出る！
HKSが東京オートサロン2022に先駆けて出展内容を公開した。HKSブースではトヨタ GR86を2台（HKS Racing Performer GR86、HKS Driving Performer GR86）トヨタ GRヤリスが1台（HKS Driving Performer GRヤリス）計3台の展示を予定。そして注目はまず新型車GR 86／BRZ用パーツが続々と発表されたことだ。
HKS Racing Performer GR86 / ノーマルエンジンで筑波2000：1分01秒286を記録、現時点でGR86のレコードホルダーだ
エキゾーストシステムは、すでに軽量＆ハイパワーを両立した「Hi-Power SPEC-Lll」をリリース済み。肉薄パイプと肉抜きフランジ、軽量サイレンサーを用いた排気効率向上と軽量化を実現するモデル。エレガントな見た目とジェントルなサウンドで好評の「LEGAMAX Peremium」もすでに販売中だ。加えて今回開発中とアナウンスされたのが「LEGAMAX Sports」純正比約49%の低排圧化を実現。純正のアクティブサウンドコントロールシステムに合わせてサウンドチューニングを行い、低回転域は快適に、高回転域は気持ちの良いサウンドが体感できるという。先代86／BRZでも好評だった高効率エキマニも現在開発中。
インテークではフレッシュな外気を導入できる「INTAKE SYSTEM」を開発中。専用ボックスに伝統の高効率フィルターであるスーパーパワーフローを入れるタイプでアクセルレスポンスの向上とピークパワーの引き上げを狙う。
HIPERMAX Sサスペンションでは新シリーズとして昨年発表された「HIPERMAX S」が発売中。新機構を採用して、街乗りのしなやかな乗り味が好評。よりワインディング＆サーキットをメインにした「HIPERMAX MAXIV SP」も開発中。「HIPERMAX S」ではバネレートはフロント：5kg/mm、リア：6.5kg/mm（GR 86）、リア：6kg/mm（BRZ）。「HIPERMAX S」はほかにも新型WRX S4、80HARRIER、新型FAIRLADY Z用などを続々と開発予定。
そして早くも過給器チューンが進行中。「GT2 SUPERCHARGER」は5月発売予定で、先代同様にGT2 7040Lを踏襲するモデル。先代86／BRZのスーパーチャージャー化済みと同等な速さがノーマルにあると言われているので、その速さにさらにスーパーチャージャーで過給するととんでもない加速が得られる可能性が高い。そして、今回のGR86／BRZではなんとすでにターボ化も進行中。こちらは「BOLT ON TURBO」キットで、様々なステージを想定した複数サイズのタービンがラインアップされる予定だ。
他にもグロメットタイプのヘッドガスケットやリミッターカット装置も開発中。「DSLD」と呼ばれるスピードリミッターカット装置は、スピードメーターも180km/h以上を表示できるという。
さらにHKSとしては珍しいエアロパーツ「BODY KIT TYPE-S」も近日発売予定。純正エアロに加えるタイプのリップスポイラーやサイドステップなどで、保安基準適合で空力デバイスとして効果を楽しめるパーツだ。
RB26のこともまだまだ忘れちゃいないのがHKS
HKS RB26DETT / HKS Premium Salon Online 20212021年のHKS Premium Salon Onlineにて“600馬力で燃費20km/リットル”のRB26DETTを披露して話題をさらったHKS。そのRB26DETTアドバンスドヘリテージプロジェクトの次章として、新製品が続々開発中だ。
「SUPER FIRE RACING COIL Pro」はRB26DETT/2JZ-GTE用の強化コイル。最大で純正比の1.6倍の2次電圧を実現。強い火花で高回転域での失火を防いでくれる。「RB26 Crank Angle Sensor Conversion kit」と「RB26 Crank Angle Sensor Conversion Vcam kit」はクランク角センサー、カム角センサーをそれぞれ設定することで、高精度なクランク角信号を認識し、セッティングの精度を高め幅を広げてくれる。RB26チューンの進化は止まらないのだ。
HKS GT TURBINEシリーズそして3月より順次発売となるのが「GTタービンシリーズ」の500ps以上のラインアップだ。これまでのGTlll-RS、4R、5Rでカバーしていなかったハイパワー領域をカバーするタービンが順次登場。GT75115_BBは1150psが想定出力となる。
ハイラックスもジムニーも気持ちよく走りたい
HKS LEGAMAX TRAIL MASTER / ハイラックスモデル「LEGAMAX TRAILMASTER」はRV車向けのマフラーシリーズ。出力アップはもちろんのこと、使い勝手の良さを失わずにスタイリッシュなビジュアルを実現。優れた耐久性と消音効果を持つAdvantexグラスウールを採用。長期間優れた消音性能をキープしてくれる。すでにHILUX（GUN125）とJIMNY（JB64W）などから登場している。
HKS LEGAMAX TRAIL MASTER / ジムニーモデルGRヤリス用にはコールドエアインテークに
40psアップのシステムも開発中
HKS GRヤリス用 コールドエアインテーク（開発中）GRヤリス用の「COLD AIR INTAKE」を開発中。既製品のカーボンレーシングサクションに追加装着することで、さらに吸気温度を下げることが可能なのがこの「COLD AIR INTAKE」。すでにスイフトスポーツなどではリリースされていてGRヤリス用を開発中だ。
HKS Driving Performer GRヤリスそしてGRヤリス用にさらなるパワーアップツール「SUB CONTROL SYSTEM」も開発中。専用設計のEVC7とF-CONiSを併用するシステムで、約40PSのパワーアップが可能。負圧作動アクチュエーター専用のEVC7を開発し、それにセンサーからの信号を最適化するF-CONiSを開発した。配線カットも必要なく取付可能で、追加配線でリミッターもカットできるというアイテムだ。
欧州車向けの新シリーズ
VITTSがABARTH595用から始動！
VIITS SUSPENSION新シリーズVIITSは欧州車向けの新コンセプトのブランド。トータルでの走り心地を重視して、快適にもっと楽しくなるパーツをラインアップ。最初のターゲット車種はアバルト『595』。純正でもかなりの音量であるマフラーは自動開閉バルブユニットによって低回転時は静かに、高回転はノビの良いサウンドを実現。サスペンションも純正のハードなものを改善するために専用バンプラバー、専用オフセットマウントリアダンパー、専用バリアブルレートスプリングと専用品を開発。「BOOST CONTROLLER」はカプラーオンで約8PSのパワーアップが可能なツール。こちらもリリース済み。2022年のHKSは欧州車チューンにも熱い。
VIITS EXHAUST
