日産が フェアレディZ 新型の日本仕様公開、内田社長「過去の良いところ全部」…東京オートサロン2022

日産フェアレディZ日本仕様(東京オートサロン2022)
日産フェアレディZ日本仕様(東京オートサロン2022)全 30 枚

日産自動車は1月14日、東京オートサロン2022で新型『フェアレディZ』の日本仕様モデルを初公開した。6月下旬に内外装に専用装備を施した特別仕様車『Proto Spec』(プロトスペック)を240台を限定販売する。価格は696万6300円となっている。

【画像全30枚】

日産の内田誠社長は同日、東京オートサロン2022の同社ブース内で行ったプレスカンファレンスで「(2020年9月の)プロトタイプの発表から少し時間が経ったが、その当時からお見せしてきたデザイン、その美しさをそのまま今日、お披露目できるのが一番うれしい」とコメント。

その上で「リアビューは(4代目の)Z32を彷彿させるようなデザインで、フロントは初代のS30のオマージュをデザインしているような美しさがあるので、やはり過去のZの良いところを全部集めた美しいクルマにできている」と述べた。

内田社長は試乗インプレッションも披露、「本当にうちのチームみんな頑張って頂いて良いクルマに仕上がっている。何が良いかと言うと、操縦の安定性であったり、コーナーにおいても安心してクルマを操縦できる。私なんかが乗ってみても『運転うまくなったな』という感覚を思えるほど楽しく、またクルマとしての出来上がりも非常に良くなっている。加速性もそうだし、ハンドルを握って本当にクルマがうまく回ってくれるというか、動いてくれるといった感覚を十分満喫できるクルマに仕上がっている」と改めて強調した。

日産ブースでは新型Zの日本仕様に加えて、その新型をベースに歴代Zの名車のスタイリングやカラーをモチーフにした『カスタマイズプロトモデル』も参考出品している。内田社長は「あくまでもアフターパーツを装着したコンセプトで、まだ発売は決まっていない」としながらも、「まずは新型Zを是非ご購入頂いて、その後、アフターパーツの発売をお待ち頂ければ」と話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る