三菱がラリーアートコンセプトを公開、復活第1弾のパーツも披露…東京オートサロン2022

三菱自動車 ヴィジョンラリーアートコンセプト(東京オートサロン2022)
三菱自動車 ヴィジョンラリーアートコンセプト(東京オートサロン2022)全 8 枚

三菱自動車は1月14日、東京オートサロン2022でモータースポーツブランド『ラリーアート』が開発したパーツを『アウトランダーPHEV』に装着した『ヴィジョンラリーアートコンセプト』を世界初公開した。

三菱自動車の商品広報担当マネージャーを務める川本裕介氏はヴィジョンラリーアートコンセプトについて「今後ラリーアートが目指していきたい可能性のひとつを探るコンセプトカーで、電動技術と四輪制御技術という三菱自動車の強みを活かしながら、最大限の走りを追求した」と解説する。

ヴィジョンラリーアートコンセプトはブラックマットの専用ボディーカラーが施され、フロントにはワイドで張り出した専用バンパーを始め、シャッターグリル、デュフューザーを装着、サイドは張り出したフェンダーに加え、「砂埃を上げて走っていくラリーシーンを現代的な解釈でデジタライズしたデザイン」(川本氏)のサイドデカールが施されている。また足回りは「22インチ大径タイヤ&ホイールを装着するとともに、ブレンボの6ポッドを採用しブレーキ性能を強化している」という。

ヴィジョンラリーアートコンセプトはあくまでもコンセプトカーのためパーツの市販化の予定はないとのことだが、三菱のブースではタイに続いて日本市場でも3月から復活するラリーアートのパーツを施した2台のモデルも展示されている。

タイでのラリーアートブランドは、現地モデルの『トライトン』および『パジェロスポーツ』の特別仕様車として復活を遂げたが、日本市場では「アフターパーツ、単体アクセサリーとして3月から販売を開始する。純正アクセサリー用品と同等の扱いになるので、保証もついてくる」と川本氏は語る。

市販が予定されているラリーアートパーツはアウトランダーPHEVおよび『エクリプスクロス』にそれぞれ装着され、一部は価格も公表されている。なお川本氏によると参考出品となっているサイドデカールは「タイではかつてのラリーアートをイメージするような大き目のものをどーんと入れているが、日本市場向けにはラリーアートの復活に合わせて、アウトランダーとエクリプスクロスに合うような現代的なデザインを改めて作製した」とのことだ。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る