「ニジガク」メンバーの車内アナウンス付きラッピングバスがお台場を運行…アニメツーリズム実証実験

TOKIMEKI ♪ ODAIBA BUS With You
TOKIMEKI ♪ ODAIBA BUS With You全 6 枚

1月22日・23日の2日間、TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(ニジガク)」ゆかりの地を巡るラッピングバスが東京臨海副都心エリアを走る。

【画像全6枚】

東京臨海副都心エリアはファミリー層や若年層に加え、「コミックマーケット」の開催地であることからアニメ等のサブカルチャー好きにも人気のエリアだ。しかし、コロナ禍によりイベントの開催が多数見送られるなど、同エリアへの観光客は大きく減少。この影響で21年間運行していた無料巡回バス「東京ベイシャトル」が廃止となり、各施設間を回遊する移動手段が少なくなった。

今回の実証運行は、観光庁の「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」(区分3・交通連携型)に採択されて行うもの。サンライズ、JTB、東京臨海副都心まちづくり協議会、ナビタイムジャパン、日の丸自動車興業の5者が協力し、「ニジガク」のモデル地を巡る予約専用巡回バス「ニジガクスクールバス」を運行。本アニメのファンを中心にエリア外からの誘客とエリア内での周遊を促進し、臨海副都心エリアの既存観光拠点の活性化につなげていく。

ニジガクスクールバスは、4月放送予定の TVアニメ「ニジガク」2期放送を記念したラッピングバスで、「ニジガク」メンバー13名がデザインされる。また、車内アナウンスでは「高咲侑」役の矢野妃菜喜による録り下ろしで、バス立ち寄りスポットの案内だけでなく、作品にちなんだエピソードや観光案内も行い、エリアの魅力を伝え、各スポットやエリアの回遊・訪問需要を喚起する。加えて、おすすめのフォトスポットなど「ニジガク」のモデル地を巡るためのオリジナルの観光案内マップも新たに作成・配布。エリア内の回遊と各スポットへの訪問を促進する。

また、現地での移動サポートとして、ナビタイムジャパンの地図アプリ「ここ地図」にて専用ページを公開。ニジガクスクールバスの運行ルートや、バスの立ち寄りスポットまでのルート検索などができる。さらに「スポット周辺混雑情報」「混雑エリアマップ」「列車の混雑度表示」「混雑回避ルート」などの機能で混雑情報を可視化し、利用者自身で混雑するエリアや乗り物等を避け、空いている場所や時間を選択して、安全かつ快適に移動できるようサポートする。

巡回ルートは東京テレポート駅前⇒日本科学未来館⇒ヴィーナスフォート⇒東京ビッグサイト⇒ダイバーシティ東京⇒アクアシティお台場⇒デックス東京ビーチ⇒東京テレポート駅前。各日9便運行で料金は無料。完全予約制で1月17日より、チケット予約専用ページにて受付を開始する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る