車名は「CSL」で確定!最強のBMW M4クーペは、後部座席なしの超スパルタン仕様

BMW M4 CSL 開発車両をスクープ。シートの後ろに「CSL」の文字が
BMW M4 CSL 開発車両をスクープ。シートの後ろに「CSL」の文字が全 11 枚

BMWは現在、2ドアスポーツカー『M4クーペ』のさらなる高性能モデルの開発を進めている。その最新プロトタイプをカメラが捉えた。

BMWは昨年末、元BMW MディビジョンCEOのマーカス・フラシュ氏が「M4 CSL」の存在を示唆していたが、公式発表はなく、その正式な車名も断定的ではなかった。

給油中の姿を捉えた最新スパイショットでは、ドアが開いたインテリアにズームイン。そこには標準モデルと少し異なる、より多くのカーボンファイバーで強化された軽量バケットシートを見ることができた。またその後ろには「CSL」のロゴを発見。CSLの名が確定したと言って良いだろう。また、後部座席が排除された完全な2シーターとなるもようだ。

BMW M4 CSL 開発車両(スクープ写真)BMW M4 CSL 開発車両(スクープ写真)

エクステリアでは、エアロコンポーネントとバンパー、グリル、ホイールなどすべて新設計されている。後部には、際立つリアスポイラーを装備。テールライトの変化を見つけるのは難しいが、ディフューザーは若干変更されているようだ。

パワートレインは、3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載。「M4コンペティション」では最高出力503ps、最大トルク650Nmを発揮するが、M4 CSLでは550psまで向上するという。また動力性能は、0-100km/h加速3.4秒のM4コンペティションに対し、CSLでは3.3秒以下となる。

後輪駆動で、オートマチックギアボックスの設定のみか、マニュアルと両方提供されるのかは不明だ。最新情報では、Mディビジョン50周年に向け、マニュアルギアボックスのみが搭載される別の限定バージョンが用意される可能性があるといい、その場合はオートマチックのみになるはずだ。

M4 CLSのワールドプレミアは、2022年夏のイベントが有力だという。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る