川崎市でオンデマンド交通の実証運行へ…乗り合いタクシー

AIを活用した運行経路設定
AIを活用した運行経路設定全 4 枚

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と川崎市は、タクシー車両を活用したオンデマンド交通を試験運行する実証実験を実施する(2月1日発表)。

実証実験は川崎市内の交通に関する課題を踏まえ、民間事業者が事業性を基に対象エリアを多摩区生田4丁目~8丁目とその周辺に限定して2月28日から4月28日までの平日に実施する。生田4丁目から8丁目の区域内では自由に乗降場所を設定できるのが特徴。

アプリ・電話を通じた利用者からの予約状況に応じて、AIが最適な経路を随時更新しながらタクシー車両2台で運行する。運賃は1人一律300円。

川崎市では、コミュニティ交通に関する今後の取り組みとしてICTなどの新技術・新制度を活用した実証実験の新たな取り組みを展開する。今回は実験へのフィールド提供や実験の実施などへの支援を通じ、新技術の開発に寄与するとともに、得られたデータや知見を共有する。これによって川崎市内での今後の適用可能性を踏まえながら、地域における移動についてどのような需要があるかを把握し、今後の検討につなげる。

《レスポンス編集部》

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