2月14日、札幌圏のJRが平常運行に---国交省が長期運休の検証をJR北海道に指示

雪に埋まった721系電車。2022年2月6日、函館本線厚別駅。
雪に埋まった721系電車。2022年2月6日、函館本線厚別駅。全 4 枚

国土交通省北海道運輸局は2月14日、JR北海道に対して「大雪の影響による長期間の列車運休に対する検証」を指示すると発表した。

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2月6日の大雪以来、難航する除雪作業のため、翌7日は札幌駅(札幌市北区)を発着する列車が丸1日間終日運休する事態となり、2月8日になって小樽~札幌間の列車から徐々に再開。2月14日の始発からようやく平常運行に戻った。

その間、50万人以上に影響を与える未曽有の事態となり、北海道運輸局ではJR北海道の島田修社長に対して「今回の事象を多方面から徹底的に検証し、課題を抽出するとともに、改善策を検討して報告するよう」指示するとしている。

JR北海道では再開が遅れた理由として、立ち往生した列車が想定より多かった点、機械除雪に手間取り人力に頼らざるを得なかった点などを挙げている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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