上高地線の新しい顔…アルピコ交通の元東武車20100形 3月下旬から運行

20100形のエクステリアデザイン。
20100形のエクステリアデザイン。全 2 枚

長野県松本市の松本駅と新島々(しんしましま)駅を結ぶ上高地線を運営するアルピコ交通は2月16日、3月下旬から運行する予定の新型車両「20100形」のエクステリアを発表した。

同車はかつて東武鉄道(東武)伊勢崎線~東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線直通用だった20000系で、アルピコ交通では京王電鉄(京王)井の頭線用3000系だった3000形の置換えを図るために20000形と20050形を各1両導入。モハ20050形を「モハ20100形」、モハ20000形を電装解除した「クハ20100形」とし、2両編成で運用される。

東武時代はいずれも中間車だったため、運転室を増設した先頭車化改造が施されており、正面には上高地線で親しまれているダイナミックストライプとロゴを、側面にはアルピコブルーのラインと「ALPICO」のロゴが配される。

デザイン化前の20100形。2両とも運転台が新設されている。デザイン化前の20100形。2両とも運転台が新設されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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