ドリフト映画『ALIVEHOON アライブフーン』の迫力!!…カメラ、壊れてない?

『ALIVEHOON アライブフーン』 6月10日(金)全国公開、配給:イオンエンターテイメント (c) 2022「アライブフーン」製作委員会
『ALIVEHOON アライブフーン』 6月10日(金)全国公開、配給:イオンエンターテイメント (c) 2022「アライブフーン」製作委員会全 1 枚

ドリフトエンターテイメント作品誕生! 東京オートサロン2022で製作が発表された映画『ALIVEHOON アライブフーン』の公開日が6月10日に決定した。撮影メイキング映像とティザービジュアルがに2月17日に解禁された。

日本が生んだモータースポーツのドリフトレース。エンジン音、白煙、ドライビングテクニックが見る人の度肝を抜くアクロバティックでダイナミックな競技だ。その魅力のすべてに迫る映画が『ALIVEHOON アライブフーン』だ。

物語は、下山天監督が取材を重ね、3年かけて脚本を書き上げた。eスポーツ日本一のレーサーが、リアルドリフトの頂点をめざすオリジナルストーリーとなる。主演に野村周平、共演に吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大らが出演し、ドリフトキングの土屋圭市が監修を務める。

映画でも登場する、“追走”という2台の車による接触ギリギリのドリフトバトルは、車に詳しくない、ドリフトを知らない人でも手に汗にぎるスリルと迫力だ。いっぽう昨今の世界的には、eスポーツドライバーからリアルレーサーへの転向や、世界中のF1チームもeスポーツチームを持つことが当たり前となった。コロナ禍でリアルレーサーがバーチャルの世界でレースを行なうこともある。

このような流れで、リアルとバーチャルとの間の垣根がなくなるのは映画だけの話ではないかも。解禁となったティザービジュアルは、リアルの世界で実車レースに挑むヘルメットをかぶった野村と、ゲームのヘッドセットをしたバーチャルな世界の野村とが対比された構図となっている。

映画に登場する車は、『S15シルビア』、『GRスープラ』、『GRヤリス』など、チューンナップされたドリフトカー。映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にテクニカルアドバイザーとして参加した“ドリフトキング”土屋圭市が、本作にも監修で参加している。制作スタッフは「CGを一切使いたくない」と、リアルドリフトにこだわったという。

メイキング映像では、追走のドライブシーンを最大で20台のカメラを使い、ミリ単位で調整したアングルで撮影する様子や、臨場感を求めて何度もアタックする場面や、ドリフト競技・D1グランプリのチャンピオンたちが実走し、彼らからのアドバイスで撮影されていく様子を見ることができる。撮影機材が壊れたと思えるほどのシーンもある。

<ストーリー> 解散危機にあるドリフトチームがスカウトしたのは、内向的な性格で人付き合いが苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能をもつ大羽紘一。実車でも力を発揮する紘一だが、彼の前に生死をかけてレースに挑む者たちが立ちはだかる。紘一の覚醒したテクニック・情熱・勇気、そしてチームワークは、バーチャルとリアルの壁を破る。

(c) 2022「アライブフーン」製作委員会 配給:イオンエンターテイメント

《高木啓》

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