横浜ゴム、サステナブル素材活用のレーシングタイヤ開発へ…スーパーフォーミュラに供給 2023年以降

SF NEXT 50 テストカーイメージ ※PlayStation4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』にて制作 (C) 2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.
SF NEXT 50 テストカーイメージ ※PlayStation4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』にて制作 (C) 2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.全 2 枚

横浜ゴムは、「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に2023年以降、サステナブル素材を活用したレーシングタイヤを供給すると発表した。

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横浜ゴムは、2016年から全日本スーパーフォーミュラ選手権にワンメイクタイヤサプライヤーとしてADVANレーシングタイヤを継続供給している。サステナブル素材を活用したレーシングタイヤの供給は、スーパーフォーミュラを統括する日本レースプロモーション(JRP)が2021年10月に発表した「SUPER FORMULA NEXT50(ゴー)」に賛同して実施するもの。SF NEXT50はSDGsやカーボンニュートラルなど、自動車、モータースポーツ業界を取り巻く環境変化に対応するため、サステナブルなモータースポーツ業界づくりを目的として様々な企業とともに推進していくプロジェクトだ。

今回新たに開発するタイヤには、米の籾殻から生成したシリカ、アブラヤシの実やオレンジの皮から生成したオイルなど各種自然由来の配合剤を活用。また、廃タイヤから再生したゴムなどを再利用する。この開発では走行性能を損なわずにサステナブル素材を採用していくことを目標とし、今シーズンのスーパーフォーミュラ各大会の前後の日程でJRPが行う次期フォーミュラカーの開発テストにて共同でタイヤテストを行い、シーズン終了時までに2023年仕様のコントロールタイヤを確定する予定だ。

なお、2023年以降もタイヤの開発を継続し、2025年にはスポーツ性能を犠牲にすることなくサステナブル素材を35%以上使用したコントロールタイヤの供給を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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