STOよりマイルド? ランボルギーニ ウラカン 派生、車名は「JVストラダーレ」か?

ランボルギーニ ウラカン JVストラダーレ(仮)スクープ写真
ランボルギーニ ウラカン JVストラダーレ(仮)スクープ写真全 25 枚

ランボルギーニがミッドシップ・オフロードモデルを開発中という情報に驚きが走ったばかりだが、同じく『ウラカン』をベースとした別の派生モデルの存在が明らかになった。その姿をスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

オフロードモデルの『ウラカン ステラート』は、ウラカンEVOをベースに開発。SUV『ウルス』のDNAを受け継ぎ、ブームの兆しを見せるハイライディング市場に投入される。一方、今回スウェーデン・ラップランドで捉えたプロトタイプは、車高がリフトアップされておらず、スーパーカー派生モデルであることがわかる。

プロトタイプには、モータースポーツ部門のノウハウを用いて開発されたロードカー「ウラカンSTO」(Super Trofeo Omologata)との類似点が見られるが、空力コンポーネントの一部が欠けている。フロントエンドには、STOほど過激でないバンパーを装備。ボンネットにはLEDライトバーを装着しているが、こちろんこれは市販型では外される。

ランボルギーニ ウラカン JVストラダーレ(仮)スクープ写真ランボルギーニ ウラカン JVストラダーレ(仮)スクープ写真

足回りには、黒いキャリパーを備えるカーボンセラミックブレーキセット、そして5本スポークの大径ホイールが確認できる。後部では、STOのアグレッシブなエンジンカバーは見当たらないが、リアディフューザーを継承。リアウィングはSTOほど巨大ではないが、ロードカーとしては十分すぎる存在感と言えるだろう。

結論を言えば、ウラカンSTOのソフトバージョンであり、ポルシェで言うところの「911 GT3」に対する「911 GT3ツーリング」と言った立ち位置になると予想される。

パワートレインは、STOと同じ5.2リットル自然吸気V型10気筒エンジンを搭載、最高出力は631hp、最大トルク565Nを発揮する。駆動方式は後輪駆動で、ウラカンEVOより軽量化される。

ランボルギーニには、2022年内に4台の新型モデルをデビューさせることを発表しているが、一台はSUV『ウルスEVO』、もう一台が「ウラカン ステラート」、そして今回のモデルもその一台となるはずで、車名は「ウラカンJVストラダーレ」が最有力となっている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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