21世紀に入っての世界自動車産業の成長は極めて順調だった。
前半の2000年代は中国市場の急激な成長にけん引されて好調であるが、リーマンショックによっていったん引き締められて以降も依然として好調に推移し、生産台数は2009年から2016年の7年間で6100万台9500万台と、55%も増加することになった。
その結果、各自動車部品メーカーの売り上げ増加も顕著であり、自動車メーカーと同様に概ね55%程度の売上高増の実績を示すことになった。その上、大手企業間の集中合併事案のため、上位メーカーのランキングもかなり激しく入れ替わることとなった。