アウディが5Gを車載、Wi-Fiやインフォテインメントを高速化へ…ベライゾンと協力

アウディ・スカイスフィア(参考)
アウディ・スカイスフィア(参考)全 3 枚

アウディは2月22日、5G通信を米国に導入することでベライゾンと合意したと発表した。両社の提携により、超広帯域の5G接続が可能になり、パーソナライズされた移動サービス、新しい先進運転支援システムや自動運転に必要な通信速度と容量を備えた通信アーキテクチャを構築する。

【画像全3枚】

アウディ車は、ベライゾンの超広帯域の5Gネットワークに接続する。そのメリットのひとつが、超高速の車載Wi-Fiとインフォテインメントだ。乗員はこれまで以上に、車内で高速かつ高品質なエンターテインメントをダウンロードしたり、ストリーミングしたりできるようになる。

また、アウディの車両は、スマートフォンのように、ファームウェアとソフトウェアのアップグレードを無線で受信できるようになる。これにより、車載テクノロジーを最新の状態に保ち、機能を維持できるようになる。

また、アウディとベライゾンは、「セルラーC-V2X」テクノロジーの共同開発を加速させる。このテクノロジーは、車両が他の車両や周囲のインフラストラクチャと通信して、危険情報の警告やメッセージをやり取りできる。この技術は、ドライバーや車載カメラ、レーダーシステムがモニターできる範囲を超えて、自動運転車の開発や安全性の向上に不可欠、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る