アストンマーティン、赤字が縮小 2021年通期暫定決算

アストンマーティン・ヴァンテージ
アストンマーティン・ヴァンテージ全 3 枚

アストンマーティン(Aston Martin)は2月23日、2021年通期(1~12月)の決算(暫定値)を発表した。赤字幅が縮小している。

写真:アストンマーティンの主要モデル

同社の発表によると、売上高は10億9530万ポンド(約1690億円)だった。前年の6億1180万ポンドに対して、79%増とプラスに転じた。一方、2021年通期の最終損益は、7650万ポンド(約118億円)の赤字となった。前年の3億2290万ポンドの赤字から、赤字幅が縮小している。

前年は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、工場の生産停止やディーラーの営業休止が業績に影響した。今期は新車販売が回復し、赤字の縮小に結び付いた。

アストンマーティンのトビアス・ムアースCEOは、「2021年を通じて、事業環境は厳しい状況が続いた。それにもかかわらず、需要主導型の販売目標の達成と収益性の向上により、コアビジネスを計画どおりに成長させた」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る