コンビニでカー用品を並べてみたら…意外な売れ筋 埼玉県のローソン

カー用品売場
カー用品売場全 1 枚

コンビニエンスストアのローソンでは、現在、店舗があるエリアや立地に合った商品やサービスを提供する「ローカライズ」や「個店主義」の取り組みを進めている。埼玉県東部の国道や県道沿いなど一部店舗では「カー用品」の販売に取り組んでいる。

カー用品の販売を強化しているのは埼玉県内十数店舗。交通量の多い国道や県道沿い、高速道路のインターチェンジ付近、工場や配送センター周辺など、トラックや営業車が多いと想定される店舗で実施している。

ローソンによると、立地の特性として、トラックドライバーや車を使っての営業職が多く来店することから、使用頻度が高そうな芳香剤や携帯電話備品などのカー用品を、2年前(コロナ禍以前)くらいから並べているという。基本的には陳列棚を増設し、その他の商品数を削らずにカー用品売り場を拡大しているそうだ。

商品数は多い店舗で60種類ほど。芳香剤、携帯電話備品関連がメインだが、“意外な”売れ筋が大型トラック専用のウィンドウォッシャー液だ。安全運転のために必須のアイテムとして良く売れているという。売上については、好調な店舗では導入前に対し3.5倍以上となるなどおおむね順調で、日販の押上げ効果につながったと評価する。

さらに軍手や手袋をカー用品の横に並べたり、ドリンク剤の売り場も拡大した。運転しながら片手でも食べることができるデザート類や、店内厨房でつくる「まちかど厨房」の大盛り弁当を多く品揃えするなど、ドライバーのニーズに対応した売場をより意識するようになったという。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る