キャンピングカー人気ランキング…コンパクト車両と新型ベース車に注目 2月

ナッツRV 「クレア ハイパーエボリューションNEO」
ナッツRV 「クレア ハイパーエボリューションNEO」全 3 枚

情報サイト「キャンピングカー比較ナビ」を運営するキャンピングカー株式会社は3月4日、2022年2月の閲覧数ランキングを発表。トップ10の顔ぶれに変化はなかったものの、コンパクト車両と新型ベース車の動向に注目だ。

キャンピングカー比較ナビは、国内で販売されているキャンピングカーのスペックやオーナーなどによるクチコミ評価を比較できる情報サイト。サイトに登録されている800台以上のキャンピングカーから閲覧数が上位のキャンピングカーランキングを毎月発表している。

2月10日から13日に幕張メッセで「ジャパンキャンピングカーショー2022」が開催された。キャンピングカー比較ナビランキングでは、例年イベント後のランキング変動に注目しているが、2022年1月期とトップ10の顔ぶれは変わらない結果となった。昨年に引き続き、コンパクトなキャンピングカーがトレンドになると予想される。

また、キャブコンの国内ベース車両がモデルチェンジしたため、今年のキャンピングカーショーでは各ビルダーから、モデルチェンジ後の新型車が数多く披露された。トヨタ『カムロード』は今回のモデルチェンジでリアダブルタイヤとなり、安全装備が充実したが、ベース車両の価格はアップ。それに伴い、キャンピングカー本体価格を100万円近く上げるビルダーが多くなった。

また、今回の新型車ではディーゼル車の車両総重量が3.5t超になったことで、これまで普通免許で運転できていたものが、準中型免許が必要になっている。ガソリン車は3.5t以下となり普通免許で運転できるものの、大手ビルダーではディーゼル車のみの販売にシフトしている動きがある。高額化と運転できる客層縛りがある新型車の動向に今後も注目だ。

また、軽キャンパーと言えば、スズキ『エブリイ』、ホンダ『Nシリーズ』の2強時代が長く続いていたが、そこへ、ダイハツの新型『アトレー』が加わった。選択肢が増えたことで今年は軽キャンパーがさらに盛り上がりを見せそうだ。

◆2022年2月キャンピングカー閲覧総合ランキングトップ10

1位:キャンパー・アルトピアーノ(トヨタモビリティ神奈川)乗用車ベース
2位:Puppy480(キャンパー厚木)キャブコン
3位:N-VANコンポ(ホワイトハウス)軽キャン
4位:D(でっかい)テントむしWタイプ(VAN SHOP MIKAMI)キャブコン
5位:Nボックス+キャンパーNeo(ホワイトハウス)軽キャン
6位:ヴォクシーDAYS POP(ホワイトハウス)乗用車ベース
7位:給電くん(オートワン)軽キャン
8位:ハヤブサ(日本特殊ボディー)キャブコン
9位:スピナ キャルルックVer【生産終了】(ナッツRV)軽キャン
10位:トム200(セキソーボディ)キャブコン

《纐纈敏也@DAYS》

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