横浜のEVベンチャー、フィリピンでEVミニバスの納車を開始

EVミニバス
EVミニバス全 1 枚

アセンブルポイント(横浜市都筑区)は、3月3日からフィリピンにて、EVミニバス『スマートバス』の納車を開始した。

フィリピンは都市部の交通渋滞、大気汚染などが社会問題となっているほか、自動車産業が未成熟なため、ガソリン車を一足飛びしてEVに移行しやすい状況にある。このような社会・経済環境がEVミニバスの製造・販売にとって追い風になると判断し、フィリピンからEVビジネスをスタートすることとなった。

同社は2016年よりEVミニバスの研究・開発を開始。コロナの影響もあり、苦闘を強いられたが、昨年末に初めての受注を獲得。今年は量産の最終調整に取り組み、3月3日からEVミニバスの納車を開始した。

EVミニバスは全高222cm×全長367cm×全幅168cmで乗客数は10名。小型軽量バッテリーの採用で、広い室内空間の確保と車両の軽量化に寄与している。1充電あたりの走行可能距離は50kmだが、交換可能なスワップ方式を採用し、長時間連続運転を可能にしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る