【スーパーフォーミュラ合同テスト】全21台が参加しての合同テストはセルモ・インギングの坪井翔が総合トップ

総合トップの#2 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)
総合トップの#2 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)全 17 枚

3月7~8日の日程で行われたスーパーフォーミュラ合同テストは、#38 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が7日午前のセッションで1分35秒470を記録。その後このタイムを破るものは現れず、坪井が2日間総合トップでテストを終えた。

2022年シーズンは新たに2台が加わり、21台のマシンがエントリーしてきた。その全車が鈴鹿サーキットで開催された合同テストに参加。7日・8日とも午前に2時間、午後に2時間、計4回8時間のテスト走行が行われた。

7日午前のセッションでは終了間際にタイムアタック合戦が繰り広げられ、#38 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が1分35秒470のトップタイムをマーク。ディフェンディングチャンピオンの#1 野尻智紀(TEAM MUGEN)が1分35秒530で2番手につけた。

7日午後のセッションでは過去3度のチャンピオンに輝いている#64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)が自身のタイムを更新してこのセッションのトップタイムを記録したが、1分36秒090と1回目のセッションのタイムには大きく及ばなかった。

テスト2日目午前のセッションでは坪井と#65 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が1分35秒台に入れてきたが初日のタイムに及ばず。午後は#37 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)がトップタイムをマークしたが1分36秒466と総合トップに約1秒及ばない結果だった。

これで2日間総合トップは坪井。以下野尻、#6 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、#4 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、#19 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)、#5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、#3 山下健太(KONDO RACING)と続き、ここまでが7日午前のセッションで記録したタイム。総合8番手は8日午前のセッションでタイムを記録した大湯、9番手は7日午前のセッションでタイムを記録した#7 小林可夢偉(KCMG)、そして7日午後のセッションでタイムを記録した山本が10番手となった。

昨年、スポット参戦ながらも優勝を飾った#36 ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)は14番手。注目のルーキー、TEAM GOHの佐藤蓮と三宅淳詞は17番手、21番手でテストを終えた。

SUPER FORMULA 2022年シーズンの開幕は土日2連戦。富士スピードウェイを舞台に4月9日(土)に開幕戦が、10日(日)に第2戦が開催される。

SUPER FORMULA合同テスト総合結果

1 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)/1分35秒470
2 野尻智紀(TEAM MUGEN)/1分35秒530
3 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1分35秒653
4 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)/1分35秒707
5 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)/1分35秒819
6 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1分35秒868
7 山下健太(KONDO RACING)/1分35秒878
8 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)/1’35秒938
9 小林可夢偉(KCMG)/1分35秒963
10 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)/1分36秒090
11 福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE)/1分36秒154
12 松下信治(B-Max Racing Team)/1分36秒167
13 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)/1分36秒167
14 ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)/1分36秒253
15 大嶋和也(docomo business ROOKIE)/1分36秒279
16 平川亮(carenex TEAM IMPUL)/1分36秒327
17 佐藤蓮(TEAM GOH)/1分36秒442
18 笹原右京(TEAM MUGEN)/1分36秒664
19 国本雄資(KCMG)/1分36秒704
20 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)/1分36秒759
21 三宅淳詞(TEAM GOH)/1分37秒097

《藤木充啓》

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