無線給電システム、マイクロモビリティ向け 国交省が開発を支援

安全で広範囲なマイクロモビリティ向け無線給電システムのイメージ
安全で広範囲なマイクロモビリティ向け無線給電システムのイメージ全 1 枚

国土交通省は3月11日、交通運輸技術開発推進制度で新たに「安全で広範囲なマイクロモビリティ向け無線給電システムの開発」を支援すると発表した。

交通運輸技術開発推進制度は、安全で安心、快適な交通社会の実現や環境負荷軽減につなげるイノベーティブな技術の発掘から社会実装までを支援する競争的資金制度。毎年、交通運輸分野の政策課題の解決につながる研究開発テーマについての研究課題を公募し、提案された研究課題の中から優れたものを研究開発業務として委託している。

今回「交通運輸分野におけるカーボンニュートラル実現に資する技術開発」をテーマに、制度創設以来初となる短期集中型の研究課題を昨年11月から今年1月まで募集した結果、7件の応募があった。

外部有識者委員会による評価や行政ニーズを踏まえ、「安全で広範囲なマイクロモビリティ向け無線給電システムの開発」と「アンモニア燃料電池の舶用応用に向けた技術開発」の2件を決定した。

「安全で広範囲なマイクロモビリティ向け無線給電システムの開発」の研究は東京大学が実施する。電動キックボード、配達ロボットなどの電動マイクロモビリティ向け安全で効率的な無線給電システムを開発する。これによって、充電の自動化が可能となり、電動マイクロモビリティを活用したサービスの省人化、普及促進につなげる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
  2. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  3. 「洗車の日」企画:ユーザーが知りたいケミカル用品と洗車機の進化
  4. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  5. ホンダ『モンキー』イベントに過去最高の550台超が集結!「自腹」でも続ける「二輪文化継承」への思い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
ランキングをもっと見る