宮城・福島沖地震の被害状況、製油所の一部が停電で稼働停止

経済産業省は宮城・福島沖を震源とした地震に伴う被害状況を発表した。

経済産業省では地震発生後、3月16日23時39分に「災害連絡室」を設置して被害状況の情報収集を進めてきた。

それによると3月17日2時20分時点で、東北電力管内で約13万5700戸、東京電力管内で約2万4770戸で停電している。電力需給は東京エリアは問題がなく、東北エリアは2時30分~6時00の間、最大1400MW(北海道300MW,東京1100MW)の需給ひっ迫融通を実施し、その後も状況に応じて需給ひっ迫融通を実施する。

製油所・油槽所とサービスステーションに関してはENEOSの仙台製油所で、安全停止装置が作動したが、現時点で火災や爆発はない。ENEOSの川崎製油所で、東京電力管内の停電の影響で複数の装置が停止中だが、火災や爆発はなし。

また、ENEOSの根岸製油所で、東京電力管内の停電の影響で一部装置が停止中だが、現時点で火災や爆発はない。大阪国際石油精製の千葉製油所で、東京電力管内の停電の影響で全装置が停止中だが、現時点で火災や爆発はない。サービステーションに関しては被害の情報は入っていないとしている。

《レスポンス編集部》

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