サクラの開花とともに春は出会いと別れの季節とも言われているが、東京・お台場の複合施設「パレットタウン」の中心にある商業施設「ヴィーナスフォート」が3日後の3月27日、22年半の歴史に幕を閉じる。
昨年末には、隣接のトヨタ自動車の大型ショールーム「メガウェブ」も営業を終了しているが、パレットタウンの全施設は8月末で閉館。解体後の跡地の一部には、同館を管理運営する森ビルとトヨタグループの東和不動産が多目的アリーナを建設し、2025年に開業する予定という。
きょうの読売と産経が東京の地域版で「お台場・商業施設『ヴィーナスフォート』27日閉館」など取り上げている。それによると、商品を所有する「モノ消費」から、体験や思い出に価値を見いだす「コト消費」時代の先駆けとして1999年(平成11年)8月に開業。買い物をショッピングエンターテインメントに進化させ、未開の地であった臨海副都心の魅力を押し上げる一翼を担ってきたとも伝えている。
読売によると、最終営業日の27日まで毎日、噴水広場でイルミネーションと人工雪のショーなどを行うほか、飲食店は特別メニューを出し、カーニバルショーを開くという。まん延防止も全面解除となり、お台場の臨海副都心も久々ににぎやかになりそうだ。
2022年3月24日付
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●惜別ヴィーナスフォート、27日営業終了「楽しい思い出ばかり」(読売・29面)
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