日産、欧州乗用車向け内燃機関の開発終了…電動車を拡充 2023年以降

日産が欧州市場に投入する電動モデル
日産が欧州市場に投入する電動モデル全 3 枚

日産自動車は3月23日、欧州市場に投入する電動車を発表した。2023年以降、欧州にはエンジンのみの乗用車は市場投入しない方針も公表した。

[日産のフル電動車:アリア]

欧州市場で電動車の市場が拡大していることから電動モデルのラインナップを拡充する。電動車としてコンパクトクロスオーバー『ジューク』のハイブリッド車、『キャシュカイ』のe-POWERモデル、『エクストレイル』のe-POWERモデル、電気自動車に関しては『リーフ』に加え『アリア』を投入、電動コンパクトLCV『タウンスター』も欧州市場で販売する。

日産は、さまざまなレベルの電動化を備えたさまざまなモデルを通じてドライバーのモビリティのニーズに応えるとしている。欧州では2026年度までに電動車比率を75%、2030年度までに100%電動車とする計画。

欧州市場で電動車を投入する一方で、欧州の次期燃費規制である「ユーロ7」をクリアする内燃機関車の開発には投資しない。2023年以降、欧州市場に内燃機関エンジンのみを搭載する乗用車は導入しない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 「トヨタがロールスロイスと勝負するのか?」2ドアクーペの新型センチュリー発表に、SNSは興奮の渦
  4. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
  5. 【ホンダ ADV160 試乗】彩りとわくわく感あふれる「アドベンチャー」スクーター…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る